【2019年最新】清水港の輸出額が3カ月連続ダウン?自動車部品や船舶の不調が響く静岡の貿易動向を徹底解説

2019年08月16日、名古屋税関清水税関支署が発表した最新の貿易統計により、静岡県の経済を支える清水港の現状が明らかになりました。2019年06月における清水港の輸出額は、前年の同じ時期と比べて7.7%減少した1554億円にとどまっています。これで3カ月連続の前年割れとなり、地域の基幹インフラを巡る状況に厳しい視線が注がれているようです。

SNS上では「地元の主力産業である自動車関連が苦戦しているのは心配だ」といった声や、「世界的な景気減速の影響が静岡にも波及しているのではないか」という不安の声が上がっています。特に全体の約45%という大きなシェアを占めるアジア向け輸出が5.7%も落ち込んだことは、今後の動向を占う上で無視できない重要なポイントと言えるでしょう。

具体的な品目を見ていくと、自動車部品や船舶、さらには二輪車といった静岡県が得意とする輸送機器関連の落ち込みが目立つ結果となりました。今回の統計で注目すべきは「輸出超過額」の変化です。これは輸出額から輸入額を引いた金額で、その地域の稼ぐ力を示す指標ですが、14.7%減の719億円となっており、2カ月ぶりに減少へと転じてしまいました。

一方、静岡県内の他の拠点に目を向けると、御前崎港では2019年06月の輸出額が12.7%減の208億円となる一方で、輸入額が24.2%も急増するという対照的な動きを見せています。また、富士市の田子の浦港においては輸出額が29%減、輸入額も8.8%減と、ともに振るわない結果となりました。さらに静岡空港では、2カ月ぶりに輸出の実績が記録されています。

こうした貿易額の減少には、為替レートの変動も少なからず影響していると考えられます。当時のレートは1ドル=109円05銭と、前年同月比で81銭の「円高」が進んでいました。円高とは外国の通貨に対して日本円の価値が上がる状態を指し、海外で商品を販売する際には価格競争力が低下しやすいため、輸出企業にとっては逆風となるケースが多いのです。

編集者の視点から申し上げますと、主要港である清水港の数字が連続で落ち込んでいる現状は、決して楽観視できるものではありません。アジア経済との結びつきが強いからこそ、近隣諸国の需要変化を敏感に察知し、特定の品目に頼りすぎない多角的な貿易戦略が求められているはずです。地域経済の活力維持のためにも、今後の回復を強く期待したいところですね。

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