【2019年アルゼンチン共和国杯予想】東京の鬼ムイトオブリガードが重賞初制覇へ!名物ハンデ重賞を徹底解説

2019年11月03日に開催されるアルゼンチン共和国杯は、1963年の創設以来、多くのファンに愛されてきた伝統ある長距離重賞です。1984年からは11月開催のハンデキャップ競走へと姿を変え、斤量による駆け引きが醍醐味となっています。過去10年の傾向を紐解くと、56キロ以上の重い斤量を背負った実力馬が9勝を挙げており、ハンデ差を跳ね返す底力が勝利への絶対条件と言えるでしょう。

トップクラスが集う天皇賞・秋とジャパンカップの狭間で行われるため、ここで実績を積んでGIの舞台へ羽ばたこうとする勢いのある馬たちが主役を演じます。SNS上でも「ここは斤量よりも純粋な能力比較が重要」「東京2500メートルという特殊な舞台設定が面白い」といった声が上がっており、馬券検討における熱量も非常に高まっています。まさに、実力馬が確実にその格の違いを見せつける、見応えのある一戦になりそうです。

スポンサーリンク

東京巧者ムイトオブリガードが魅せる究極の末脚

今回、主役候補として最も注目を集めているのがムイトオブリガードです。特筆すべきは東京競馬場との抜群の相性で、これまで5戦して3勝、2着1回と驚異的な安定感を誇ります。2018年の同レースでは、上がり3ハロン(ゴール前600メートル)で出走馬中最速となる32秒5という猛烈な末脚を繰り出し、2着に食い込みました。2019年前半は大阪杯でGIの厚い壁に挑み、強豪に揉まれることで着実に地力を強化しています。

約5カ月ぶりの実戦となりますが、調整過程は非の打ちどころがありません。10月04日に栗東へ帰厩した後は、ウッドチップコースを中心に精力的に乗り込まれました。10月23日には1200メートルで自己最速となる78秒6を叩き出し、10月30日の最終追い切りでも同等の好時計をマークしています。56キロのハンデは過去10年で5勝を挙げている黄金条件であり、悲願の重賞初タイトル奪取に向けて死角は見当たりません。

復活を期す実力派と波乱を呼ぶ伏兵たち

逆転の筆頭格は、復調の兆しを見せているノーブルマーズでしょう。2018年の宝塚記念で3着に入った実力は本物で、今夏以降は小倉記念、京都大賞典と掲示板を確保する走りを続けています。東京の2500メートルは、昨年の目黒記念で2着に入った得意舞台でもあります。後にオーストラリアのGIを制したメールドグラースと接戦を演じた底力を発揮できれば、久々の勝利が手に入っても不思議ではありません。

さらに、昨年の目黒記念を制したウインテンダネスからも目が離せません。前走の京都大賞典では落馬という不運に見舞われましたが、幸いにも馬体に影響はなく、中間は活気に満ちた動きを見せています。1週前には自己ベストを更新する猛時計を記録し、名手・内田博幸騎手とのコンビ復活で反撃の構えは万全です。他にも、レコード決着の目黒記念で好走したルックトゥワイスやアイスバブルなど、層の厚いメンバーが揃いました。

私個人の見解としては、やはり「東京コースの適性」が最大の鍵を握ると考えています。アルゼンチン共和国杯は、長い直線での瞬発力だけでなく、坂を二度超えるスタミナが求められる過酷な設定です。だからこそ、この舞台を知り尽くしたムイトオブリガードの輝きは際立っています。秋の深まりとともに加速する長距離戦の熱いドラマを、ぜひその目で見届けてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました