トヨタ自動車の直営販売を担うトヨタモビリティ東京は、2019年11月09日、高級車ブランド「レクサス」の販売網を強化する驚きの戦略を発表しました。東京都町田市に2019年11月13日に開業する注目の大型商業施設「グランベリーパーク」内に、ブランド初となる「サテライト店舗」を期間限定で開設するのです。この試みは、従来の重厚なディーラーのイメージを覆す、新しい顧客接点の形として注目されています。
今回登場するサテライト店舗は、いわゆる「ポップアップショップ(期間限定の小型仮設店舗)」としての役割を担います。2020年04月までの半年弱という短い期間ですが、買い物客で賑わう商業施設の中でレクサスの世界観を身近に体験できる貴重な場となるでしょう。ここで関心を持ったお客さまを、近隣にある本拠地「レクサス町田」へとスムーズに案内する「送客」のハブとしての機能が期待されているのです。
さらに、2019年11月13日には杉並区に待望の新拠点「レクサス浜田山」が華やかにオープンを飾ります。東京都内でのレクサス新店開業は、2015年の「レクサス新宿」以来、実に4年ぶりの快挙となりました。浜田山周辺は輸入車のオーナーが非常に多い「激戦区」として知られており、そこに真っ向から勝負を挑む今回の出店からは、トヨタの本気度がひしひしと伝わってくるに違いありません。
SNS上では、この積極的な攻勢に対して「商業施設でレクサスが見られるのは気軽で嬉しい」「浜田山にレクサスができるなら乗り換えを検討したい」といった、期待感に満ちた反応が相次いでいます。高級ブランドが敷居を下げて顧客を呼び込み、一方で激戦区に拠点を構えて競合他社に挑むという二段構えの戦略は、シェア向上に向けた極めて現実的かつ鋭い一手であると私は確信しております。
メディア編集者としての私見ですが、レクサスのこの挑戦は、モノ消費からコト消費へと移り変わる現代において、ブランド体験の入り口を広げる優れたモデルケースとなるはずです。2019年11月09日現在のこの熱量が、輸入車ファンをも唸らせる日本の高級車市場の再活性化に繋がることを願って止みません。町田での新しい出会いと、杉並での真っ向勝負がどのような成果を生むのか、今後の展開が非常に楽しみでしょう。
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