21卒就活は「インターン戦国時代」へ!応募率9割超えの衝撃と、激化する大手選考の裏側

2021年春に卒業を控える大学生や大学院生の皆さんの間で、かつてないほど「インターンシップ」への意識が高まっています。就職情報大手のマイナビが発表した最新の調査結果によると、10月時点でインターンに応募した経験を持つ学生の割合は、前年を大きく上回る93.8%に達しました。実に9割を超える学生が、すでに最初の一歩を踏み出しているという驚きの現状が浮き彫りになっています。

この数字は前年同期比で11.1ポイントも上昇しており、過去最高の数値を塗り替えました。SNS上でも「周りがみんな応募していて焦る」「インターンはもはや必須科目」といった声が相次いでおり、就職活動におけるインターンの存在感は増すばかりです。学生1人あたりの平均応募社数も5.9社に増加しており、早期から積極的に企業との接点を模索する貪欲な姿勢が伺えますね。

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立ちはだかる「選考の壁」と大手志向の激化

しかし、参加を希望すれば誰でも体験できるわけではありません。今回の調査では、インターンの選考に落ちた経験を持つ学生が50.8%と半数を超えました。前年の38.7%から急増しており、就業体験の場がまさに「狭き門」へと変貌しているのです。企業が実際の業務を体験させる「就業体験(インターンシップ)」において、本番さながらの厳しい選抜が行われている実態が見えてきます。

この背景について、マイナビの担当者は学生の大手企業への集中を指摘しています。中小企業では選考なしで受け入れるケースも多い中、知名度の高い大手企業に志望が殺到しているのでしょう。SNSでは「インターンの選考で落ちすぎて心が折れそう」という悲鳴も聞こえてきますが、多くのライバルとしのぎを削る状況は、本選考さながらの緊張感を生み出しているようです。

興味深いのは、選考に落ちても「その企業への志望度は変わらない」と回答した学生が71.7%に達している点です。不採用を突きつけられても、なお憧れの企業を追い続ける学生たちのたくましさが感じられます。選考に落ちたことを否定的に捉えるのではなく、「本番とは別物」と割り切って次へ進むメンタルが、今の就活生には備わっているのかもしれません。

採用ルール廃止がもたらす「超早期化」の波

2019年10月2日から2019年10月20日にかけて実施されたこの調査は、21卒生が直面する特有の不安も反映しています。というのも、21卒からは従来の「3月説明会、6月選考解禁」という経団連ルールが廃止されるからです。採用スケジュールが不透明になる中で、学生たちは「出遅れたら終わりだ」という強い危機感を抱き、インターンを貴重な企業研究の場として活用しているのでしょう。

個人的な見解を述べれば、このインターン熱狂時代は、学生にとって「ミスマッチを防ぐチャンス」である一方、過度な負担にもなりかねないと感じます。選考に落ちることを恐れすぎず、まずは自分に合った社風を見極めるツールとして、インターンを冷静に活用してほしいものです。2019年11月20日現在のこの熱狂は、これからの就活のあり方を根本から変えていく予兆といえるでしょう。

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