【バド全日本総合】タカマツペア復活の咆哮!五輪選考の逆境を跳ね返す「攻めのコンビネーション」の真髄

2019年11月29日、バドミントン全日本総合選手権の女子ダブルス準々決勝が行われ、リオ五輪金メダリストの「タカマツ」こと高橋礼華選手、松友美佐紀選手ペアが、本来の躍動感を取り戻した快勝劇を見せました。序盤は一進一退の攻防が続いたものの、高橋選手の鋭いスマッシュが連続で決まり始めると、二人の顔には久々に柔らかな笑みがこぼれます。苦境の中で見せたこの表情に、復活を確信するファンも多いのではないでしょうか。

対戦相手は、勢いのある所属先の後輩ペアでしたが、経験豊富な二人は落ち着いていました。松友選手が「シャトルを散らす(相手を揺さぶるように打ち分けること)」匠の技でラリーを支配し、甘くなった球を高橋選手が豪快な強打や緩急をつけたドロップショットで仕留めるという、黄金パターンの連携が冴え渡ります。第2ゲームでは圧巻の12連続得点を記録し、格の違いを見せつける結果となりました。

SNS上では「やっぱりタカマツのコンビネーションは美しい」「この笑顔を待っていた!」といった熱い声援が飛び交っています。一方で、現在の五輪選考レースにおいて日本勢3番手に甘んじている状況を不安視する声も少なくありません。かつての絶対的な女王としての風格を知るファンからすれば、近年の中国・韓国勢の台頭や、国内の後輩たちの猛追に苦しむ姿は、非常にもどかしく映っているようです。

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世界女王に挑む準決勝!トンネルの出口を照らす覚悟

2019年シーズンは、選考レースで一度も優勝がないという異例の事態に直面しています。さらに、世界のトップランカーのみが許される「ワールドツアー・ファイナル」への出場権も逃すなど、まさに試練の連続と言えるでしょう。長年トップを走り続けてきた二人にとって、自分たちのプレーに狂いが生じる焦燥感は計り知れません。しかし、今大会の戦いぶりからは、そうした迷いを断ち切った「吹っ切れた強さ」が感じられます。

次戦の準決勝では、現世界女王である永原和可那選手、松本麻佑選手ペアとの直接対決が控えています。ランキングでは格上となる相手ですが、高橋選手は「自分たちのパフォーマンスができればチャンスはある」と力強く前を見据えています。私は、こうした逆境こそがベテランの底力を引き出す火種になると信じています。若手の勢いを吸収し、再び頂点へ返り咲く姿を期待せずにはいられません。

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