2016年に発生した熊本地震から、力強い一歩を踏み出す新たな名産品が誕生しました。熊本県益城町は2019年12月03日、地元で大切に育てられたお米を原料としたブランド焼酎を、熊本県の蒲島郁夫知事へ贈呈しました。この取り組みは、地元の復興を支援したいという熱い思いが形になったもので、多くの関係者の期待を背負っています。
新しくお披露目された焼酎の名称は「こめます」という、非常に温かみのある響きです。これは原料である「米(こめ)」と、益城町の「益(ます)」を組み合わせた造語なのですが、そこには深いメッセージが隠されています。西村博則町長は、地震の際に全国から寄せられた温かい支援に対し、感謝の気持ちを「込めます」という誓いが込められていると語りました。
製造にあたっては、同じ熊本県内のあさぎり町にある老舗「堤酒造」とタッグを組んでいます。堤酒造は、伝統的な製法を守りつつも革新的な酒造りに挑む蔵元として知られており、今回も益城町産の米の旨みを最大限に引き出した逸品を完成させました。専門的な用語で言えば、原料の風味を活かす「単式蒸留(たんしきじょうりゅう)」によって、お米本来の甘みが際立っています。
価格は720ミリリットル入りで1530円(消費税別)となっており、2019年12月10日からいよいよ一般販売がスタートします。初回生産分はわずか2500本の限定販売となるため、早期の完売が予想されるでしょう。SNS上では「ネーミングが素敵すぎる」「熊本の復興を応援するためにぜひ飲んでみたい」といった、心温まる期待の声が続々と寄せられています。
販売場所は益城町内や熊本市の一部店舗に加え、東京・中央区にある「銀座熊本館」でも取り扱われる予定です。遠方に住んでいる方でも、この復興の味を直接手に取れるチャンスがあるのは嬉しいニュースですね。地域の特産品が新たなブランドとして育つことは、被災地の経済的な自立を支える大きな原動力になると私は確信しています。
震災という大きな困難を乗り越え、地域の宝であるお米を「お酒」という形に変えて届けるこのプロジェクトには、単なる商品以上の価値があるはずです。感謝の念が詰まった一杯は、飲む人の心もきっと温かくしてくれることでしょう。2019年12月10日の発売日には、ぜひ地元の情熱が凝縮された「こめます」を手に取ってみてください。
コメント