日本が世界に誇るスーパースポーツ、ホンダ「NSX」に、ファンの心を熱くさせる新たな彩りが加わりました。2019年12月5日より受注が開始されたのは、鮮烈な輝きを放つ専用色「インディイエロー・パールII」です。このカラーの登場により、カラーバリエーションは全9色へと拡充されました。
今回の新色は、初代「NSX」で絶大な人気を誇ったイエローを現代風にアップデートした特別な色合いです。2019年5月に導入されたエネルギッシュなオレンジに加え、伝統のレッドや気品溢れるホワイトなど、オーナーの個性を際立たせる選択肢がさらに豊かになったといえるでしょう。
SNS上では「初代を彷彿とさせるこの色はたまらない」「NSXにはやはり黄色が似合う」といった熱狂的な声が相次いでいます。往年のファンにとっては懐かしく、新しい世代には新鮮に映るこのイエローは、街中やサーキットで圧倒的な存在感を放つに違いありません。
車両価格は2420万円からと設定されており、2020年4月頃からのデリバリーを予定しています。まさに夢の一台と呼ぶにふさわしい価格帯ですが、それに見合うだけの技術の粋が注ぎ込まれています。ハイブリッドシステムと熟練の技が融合した、唯一無二の走行体験が期待できます。
クラフトマンシップが息づく専用工場での1台
心臓部には3.5リットルV型6気筒エンジンを搭載し、驚異的なパフォーマンスを実現しています。このマシンはアメリカのオハイオ州にある専用工場で、熟練の技術者たちによって1台ずつ丁寧に組み立てられています。大量生産では成し得ない精緻な造り込みが、NSXの大きな魅力です。
受注生産方式を採用しているため、オーナーの手元に届くのは世界に一台だけの特別な個体となります。2017年に約10年ぶりの復活を遂げて以来、2019年12月時点での日本国内の累計販売台数は約440台に達しました。希少価値の高さも、この車の所有欲を刺激するポイントでしょう。
編集者としての私見ですが、今回のようなヘリテージ(伝統)を大切にしたカラー展開は、ブランドの歴史を重んじるホンダの粋な計らいだと感じます。スペックの追求だけでなく、情緒的な価値を色に込めることで、車は単なる移動手段を超えたアートピースへと昇華するのです。
最先端のメカニズムを搭載しながら、初代へのリスペクトを忘れない姿勢こそが、NSXが愛され続ける理由ではないでしょうか。2020年4月の発売に向け、この「インディイエロー・パールII」を纏った個体が日本の公道を走り抜ける姿を見るのが、今から非常に楽しみでなりません。
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