世界シェア首位ブリヂストンが挑む変革!石橋秀一新CEO就任で加速するデジタルとサービスの融合

タイヤ業界の絶対王者として君臨するブリヂストンが、2019年12月13日、大きな舵を切る人事を発表しました。石橋秀一副会長が2020年3月下旬に新たな最高経営責任者(CEO)へと昇格することが内定したのです。同社にとってトップ交代は実に8年ぶりの出来事であり、新たな時代の幕開けを感じさせます。

石橋氏は、約14年間にわたる米国駐在を経験しており、海外の厳しい市場で小売事業を支えてきた現場のプロフェッショナルです。創業家と同じ名字を持ちながらも一族とは無関係という点は、実力主義を重んじる指名委員会等設置会社の仕組みが機能している証拠でしょう。ネット上では「世界的な景気減速の中で、経験豊富なベテランへのバトンタッチは心強い」といった、期待を寄せる声が目立っています。

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「売って終わり」からの脱却を目指す次世代戦略

現在のタイヤ市場は、米中貿易摩擦などの影響を受け、新車向け販売が苦戦を強いられています。ブリヂストンも例外ではなく、2019年12月期は4期連続の減益を見込むなど、決して楽観視できない状況にあります。そこで石橋次期CEOが掲げるのが、単なるモノ売りではない「ソリューションビジネス」への進化なのです。

具体的には、タイヤという「商品」に、メンテナンスなどの「サービス」、そしてITを活用した「デジタル」を組み合わせます。例えば2019年に買収したオランダのデジタル管理企業が持つノウハウを駆使し、車両の運行データを解析して顧客の悩みを取り除く仕組みを作ります。こうした経営判断には、SNSでも「タイヤメーカーがIT企業のような役割を果たすのは非常に合理的だ」と、その先見性を評価する意見が散見されます。

石橋氏は記者会見で、激変する環境を「チャンスに変えて挑戦したい」と力強く語りました。津谷正明現CEOが築いた基盤を受け継ぎつつ、江藤彰洋社長らと協力する「3人体制」で、世界シェア首位の誇りを胸に新たな収益の柱を構築していくのでしょう。今回の人事は、伝統ある巨大企業がデジタル変革(DX)という未知の領域へ本格的に足を踏み出す、重要なターニングポイントになると確信しています。

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