大手ITサービス企業のSCSKが、2020年4月1日付で実施する大規模な役員および幹部社員の人事異動を発表しました。今回の人事で注目すべきは、デジタルトランスフォーメーション、いわゆる「DX」を推進する部門の強化です。DXとは、データとデジタル技術を駆使して、ビジネスモデルや組織そのものを変革し、競争上の優位性を確立することを指します。SNS上でも「SCSKが本格的にDXへ舵を切った」「新体制への期待が高まる」といった前向きな反響が多く見られました。
今回の刷新では、DX戦略営業センターやDX事業開発センター、DX技術開発センターの副分掌に、取締役兼専務執行役員の加藤啓氏が就任します。さらに、渡辺篤史氏がDX事業化推進責任者となり、関連センターの分掌を兼任する手厚い体制が整えられました。各分野の専門センターを細分化してリーダーを配置した点から、同社が本気で日本の産業界におけるDXを牽引しようとしている強い決意が伺えます。変化の激しい現代において、この迅速な組織変革は非常に評価できます。
また、今回の人事では「サステナビリティ推進」の文字が経営企画や広報のグループ名に加わったことも見逃せません。持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を、経営体制の根幹へと組み込んできた印象を受けます。単なるシステム開発会社にとどまらず、社会的な課題解決企業へと進化を遂げようとする、SCSKの新たな挑戦から今後も目が離せません。
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