🍺【横浜ビール 20周年】醸造長・深田優さんが語る!地域に愛される「優しい味」の秘密とクラフトビールの魅力✨

1999年(平成11年)に神奈川県横浜市の馬車道で誕生した地ビールメーカー、横浜ビール。その醸造開始から20年となる記念すべき2019年(令和元年)6月29日を迎えました。その歴史の中で、香り豊かな酵母のポテンシャルを最大限に引き出し、独自のビール文化を発信し続けているのが、醸造長の深田優さん(34)です。深田さんが追求するのは、飲む人それぞれが「ビールを心から愉(たの)しむ」ことができる、そんな多様な味わいと体験です。

夏の訪れとともに、横浜ビールは一年で最も忙しい時期を迎えます。JR桜木町駅や関内駅からもほど近い醸造所は活気に満ちあふれ、併設されている地ビールレストラン「驛(うまや)の食卓」では、自家醸造された新鮮なビールを求めて、連日多くのお客様で賑わっています。深田さんのビール造りの原点は、大学時代に遡ります。地元である埼玉県秩父市から上京した後、中学時代の友人の家で出合ったベルギービールの奥深い味わいに完全に魅了されてしまったそうです。多い時には週に3日も飲み明かすほど、ビールに夢中になったと深田さんは語っています。この熱意が高じて、教育学を専攻していた大学生活の途中で、国内の様々な醸造所を巡るようになり、やがてビール業界を志すようになりました。

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🇩🇪「新鮮さ」が命!本場ドイツで体感したビールの神髄

ビール発祥の地の一つ、ドイツには「ビールは醸造所の煙突が見える範囲で飲め」という格言があるそうです。これは、ビールを最も美味しい「新鮮なうち」に飲むことが重要だという意味が込められています。深田さんは、2019年(平成31年)2月に研修でドイツの醸造所を訪れた際、この新鮮さの重要性を肌で感じられたと言います。特に印象的だったのが、ケルンで飲んだ「ケルシュ」というスタイルのビールです。グラスが空になる前に次々と新鮮なビールが注がれる様子は、まるで「わんこそば」のように絶え間なく続くことから、深田さんは「まるでわんこビール状態」と表現しています。このとき、ビール本来のクリアな味わいだけでなく、ビールにまつわる文化や歴史といった、広範なビールの魅力そのものに心から感動したそうです。とりわけケルシュの持つ「軽快で爽やかな味わい」は、深田さんの心に深く響きました。

しかし、新鮮なビールを造り、その味わいを維持し続けることは非常に難しい挑戦でもあります。深田さんが感動した「ケルシュ」は、アルコール度数が低めに設定されたビール(ローアルコールビール)であるため、時間と共に味わいが変化しやすい、つまり「足が早い」のが特徴です。船での輸送など、揺れが加わることでさえ味が変わってしまうほどのデリケートさを持っています。その経験から深田さんは、「それなら、自分たちの手で最高のケルシュを造ろうじゃないか」と強く決意されたそうです。この向上心こそが、横浜ビールが提供するビールの品質を支えているのでしょう。

🍻SNSでも話題に!醸造長が追求する「地域愛」と「優しい味」

深田さんが醸造長に就任されて以降、常連のお客様からは「最近、横浜ビールの味が前よりも優しくなったね」といった温かい言葉をかけられることが増えたと言います。この「優しい味」という評価は、深田さんのビール造りに対する「地域に愛される、より良いビールを常に提供したい」という一貫した情熱と、飽くなき探求心が生み出した結果でしょう。クラフトビール、あるいは地ビールと呼ばれるビールは、大手メーカーの大量生産ビールとは異なり、小規模な醸造所で多様なスタイル(ビアスタイル)と個性を持つビールを生み出すことを特徴としています。

横浜ビールのビールは、その品質の高さからSNS上でも度々話題となっており、ファンからは「飲みやすいのに奥深い」「食事にも合わせやすい」といったポジティブな反響が寄せられています。特に、ケルシュのような「軽快さ」と、深田さんが目指す「優しい味わい」は、クラフトビール初心者から愛好家まで、幅広い層の飲み手の心をつかんでいる証拠ではないでしょうか。深田さんの謙虚な言葉の裏側には、「常に最高の状態のビールを届けたい」という、醸造家としての揺るぎないプライドと情熱が垣間見えます。これからも、横浜ビールの醸造所から生まれる、地域に根差した魅力的なビールに期待が高まります。

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