個人の得意を売り買いできる日本最大級のスキルマーケット「ココナラ」が、新たな飛躍に向けて大きな一歩を踏み出しました。運営元である株式会社ココナラは、2019年07月18日、世界的な資産運用会社であるフィデリティ・インターナショナル系のファンドを引受先として、総額12億円の第三者割当増資を実施したことを発表しています。
今回の資金調達における主な目的は、サービスの認知度をさらに高めるための広告宣伝活動や、プロダクトの根幹を支える優秀なエンジニアの採用強化にあります。これまでは個人間の取引が中心でしたが、今回の増資を機に、ビジネスシーンでの利用を見据えた企業向けサービスの本格展開も加速させていく方針を明らかにしました。
スキルマーケットの可能性を広げるBtoB市場への本格参入
ここで注目したいのは、ココナラが「BtoB(Business to Business)」、つまり企業間取引の領域へ本腰を入れるという点です。BtoBとは、個人ではなく会社を顧客としてサービスを提供することを指します。ロゴデザインや記事作成といった業務を、外注先としてココナラ上で探す企業が増えている現状を受け、法人専用の機能やサポート体制をより強固なものにしていく狙いがあるのでしょう。
SNS上では今回のニュースに対し、「副業時代のインフラとして定着しそう」といった期待の声や、「より信頼性の高いクリエイターが見つかりやすくなるのでは」といったポジティブな反応が数多く寄せられています。個人が輝く場を提供してきた同社が、プロフェッショナルなビジネス市場でどのような化学反応を起こすのか、多くのユーザーが熱い視線を送っていることが伺えます。
私個人の見解としては、今回の12億円という大規模な投資は、単なる規模拡大以上の意味を持つと感じています。働き方改革が叫ばれる現代において、特定の組織に属さずともスキル一つで企業と対等に渡り合える環境が整うことは、日本の労働市場に風穴を開ける素晴らしい試みです。今後、ココナラが「個人のエンパワーメント」を象徴するプラットフォームとして、どこまで成長していくのか非常に楽しみですね。
コメント