信州の豊かな自然に囲まれた長野県山ノ内町に、新たな観光の拠点となる「HOTEL&RESORT 山の内ヒルズ」がいよいよ2019年8月に誕生します。こちらの施設は、消費者金融大手であるアイフルの子会社で、企業の立て直しを専門とするアストライパートナーズが手掛けた注目のプロジェクトです。経営が厳しくなっていた既存のホテルを買い取り、現代のニーズに合わせた魅力的な空間へと見事に生まれ変わらせました。
ここで活用されている「事業再生」という言葉は、経営難に陥った企業の資産を活かしつつ、再び収益を上げられる状態へ導く取り組みを指しています。今回のケースでは、約1億円という多額の総工費を投じて大規模なリニューアルが実施されました。建物の良さを継承しながら新しい価値を付加するこの手法は、地方創生の観点からも大きな期待が寄せられていると言えるでしょう。
贅沢なアウトドア体験とイタリアンが融合した新しい宿泊スタイル
全36室の客室を備えるこのホテルは、宿泊だけでなく多様な楽しみ方ができるのが大きな特徴ですね。2階フロアには本格的なイタリアンレストランが店を構えるほか、キャンプ用品の販売店も併設されています。さらに特筆すべきは、屋外に設けられた「グランピング」施設ではないでしょうか。これは「グラマラス」と「キャンピング」を掛け合わせた造語で、手ぶらで豪華なキャンプ体験ができる新しいレジャースタイルを意味しています。
ネット上では早くも「山ノ内にオシャレなスポットができるのは嬉しい」「グランピングなら初心者でも挑戦しやすそう」といった期待の声が上がっています。SNSでも「オープンしたらすぐに予約したい」という書き込みが見られ、地域の活性化を後押しする存在になりそうです。運営を担うのは京都市に拠点を置く「kyotoきよみず」であり、その確かなおもてなしの技術がどのように発揮されるのか期待が高まります。
編集部の視点から見ると、単なる宿泊施設の提供に留まらず、アウトドアという体験型の価値を融合させた点に強い戦略性を感じます。特に山ノ内町のような自然豊かな地域において、高級感のある野外体験を提供する試みは、新しい層の観光客を呼び込む起爆剤になるはずです。地方の古いホテルがこのようにモダンなリゾートへ進化を遂げる姿は、今後の国内観光業における一つの理想形を見せているのではないでしょうか。
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