栃木県真岡市にある認定こども園「真岡ひかり幼稚園」において、信じがたい事態が明らかとなりました。2019年08月01日までに判明した情報によると、2歳児クラスを担当していた30代の女性保育教諭2人が、幼い園児に対して「死んでしまいなさい」といった衝撃的な暴言を浴びせていたのです。この認定こども園とは、幼稚園と保育園の両方の機能を併せ持ち、教育と保育を一体的に提供する施設を指しますが、本来最も安全であるべき場所でこのような行為が行われていたことに、社会的な衝撃が広がっています。
事の始まりは2019年04月、この2人が同じクラスの主担任と副担任に就任した時期に遡ります。それからわずか数ヶ月後の2019年06月ごろから、主担任による「文句あんのか」「死んでしまいなさい」といった執拗な暴言が繰り返されるようになりました。さらには副担任までもが「うるさい」「邪魔」といった言葉を投げかけていたとされており、密室内での日常的な不適切保育が疑われています。2歳という、言葉を覚え始め情緒が育つ大切な時期の子供たちが受けた心の傷は、計り知れないほど深いものでしょう。
保護者の告発で明るみに出た信じがたい「指導」の実態
この異常事態が発覚したのは2019年07月、保護者を名乗る女性から市へ相談が寄せられたことがきっかけでした。園側が聞き取り調査を行ったところ、2人は事実関係を概ね認めています。彼女たちは「熱心に指導に取り組む中で、言動が行き過ぎてしまった」と弁明しているようですが、命を軽んじるような言葉が「教育」の一環として正当化されるはずもありません。不適切な言葉による精神的攻撃は、立派な児童虐待に該当する極めて深刻な問題であると言わざるを得ないのです。
本件を受け、園側は対象の保育教諭2人を解雇する方針を固めました。宇南山照元園長は「二度とこのようなことが起きないよう対策を講じ、信頼回復に努めたい」と謝罪の意を表していますが、栃木県や真岡市も事態を重く見て本格的な調査を開始しています。SNS上では「まだ言葉も十分に話せない2歳児にそんな酷いことを言うなんて信じられない」「保育士不足が背景にあるにせよ、人間として許される一線を越えている」といった、怒りと悲しみの声が次々と投稿されています。
私個人の見解としては、保育現場の労働環境改善は急務であるものの、それを子供への攻撃の免罪符にしてはならないと強く感じます。保育教諭は子供たちのロールモデル(お手本となる存在)であるべき職業です。今回の事件は、個人の資質の問題だけでなく、周囲が異変に気づけなかった園の管理体制にも大きな課題があるのではないでしょうか。まずは被害を受けた子供たちの心のケアを最優先し、二度と「死」という言葉を大人が子供に浴びせることのない、誠実な保育環境の再構築を強く望みます。
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