九州を拠点に快進撃を続けるドラッグストアチェーン、コスモス薬品がついに大きな金字塔を打ち立てました。2019年06月30日時点で、同社の運営する店舗数が大台の1000店を突破したことが明らかになったのです。自前の出店にこだわり、着実に勢力を拡大してきた同社は、まさに今、爆発的な成長期を迎えているといえるでしょう。
SNS上でもこのニュースは大きな話題を呼んでいます。「コスモスはとにかく現金払いで安いから助かる」「余計なポイント還元がない分、シンプルに価格に還元されているのが嬉しい」といった、独自のビジネスモデルを支持する消費者の声が数多く寄せられました。利便性だけでなく、家計の味方としての存在感が際立っている様子が伺えます。
圧倒的なコスト競争力で中部・関西へ攻勢、そして関東進出へ
今後の勢力図も非常に野心的な計画となっており、目が離せません。2020年05月期には、中部および関西エリアにおいて、一気に55店舗もの新規出店を予定しています。特定の地域へ集中的に出店する「ドミナント戦略」をさらに強化することで、物流や広告の効率を最大限に高め、競合他社を圧倒する低価格を実現しようという構えです。
さらに驚くべきは、その先に見据える首都圏攻略のロードマップでしょう。同社は、2021年05月期から関東エリアへの本格的な出店を開始する方針を固めています。地方で磨き上げた「コスト競争力」、つまり他店よりも一円でも安く提供する仕組みを武器に、物価の高い都市圏でも旋風を巻き起こすに違いありません。
業績面でもその勢いは数字に如実に表れています。2019年05月期の売上高は、過去最高となる6111億円という驚異的な数字を記録しました。M&Aによる規模拡大が主流となっている昨今の業界において、自力で店舗を増やす「自前主義」を貫きながらこれほどの成長を遂げるのは、並大抵のことではありません。
編集者の視点から見ても、コスモス薬品の徹底した効率化は非常に合理的で興味深いものです。あえてクレジットカード決済を導入せず、手数料を削減して商品価格を下げるという逆転の発想は、ポイント戦国時代において逆に新鮮に映ります。この「安さという正義」が、関東の消費者にどう受け入れられるのか、今後も目が離せません。
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