2020年東京パラリンピックの成功を支える!バリアフリーの最新鋭拠点「NTC拡充棟」の全貌とは?

2019年08月21日、東京・西が丘の地に、日本のスポーツ界の歴史を塗り替える新たな拠点が公開されました。2019年06月末に竣工したばかりの「ナショナルトレーニングセンター(NTC)拡充棟(第2トレセン)」は、これまで日本のトップアスリートを支えてきた既存の施設に隣接する形で誕生した、まさに「夢のトレーニング場」です。

この施設は、2020年に開催を控えた東京五輪・パラリンピックに向けて、選手たちの強化を最大限にバックアップすることを目的としています。約194億円もの巨費を投じて建設されたこの拡充棟は、地上6階、地下1階建てで、延べ床面積は約3万平方メートルという圧倒的なスケールを誇り、日本スポーツ界の期待を一身に背負っているといえるでしょう。

本施設における最大の特徴は、パラリンピック選手の利用を第一に考えた、徹底的なバリアフリー設計にあります。バリアフリーとは、障害を持つ方や高齢者などが社会生活を送る上で障壁(バリア)となるものを取り除く考え方ですが、この施設はその究極の形を体現していると言っても過言ではありません。入り口に段差がないのはもちろんのこと、館内のすべての扉がスライド式(引き戸)になっている点に、細やかな配慮が感じられます。

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アスリートのニーズに応える革新的な設備と編集部の視点

専門的な設備も非常に充実しており、水泳や卓球、アーチェリー、フェンシングといった競技ごとの専用練習場が完備されました。特筆すべきは、車いすのまま使用できる「トレッドミル」の導入です。これは一般的にベルトコンベヤーの上を走る屋内用のランニングマシンのことですが、パラ選手専用のカスタマイズが施されることで、より実戦に近い形でのトレーニングが可能になっています。

さらに宿泊施設についても、介助者の方と一緒に滞在できる3人部屋が12室も用意されています。このように、ハード面だけでなくソフト面でのサポート体制も整っている点は、高く評価されるべきポイントです。2019年07月中旬からは、車いすバスケットボールやゴールボールの選手たちがすでに利用を開始しており、現場では非常に前向きなエネルギーが満ち溢れている様子がうかがえます。

インターネット上のSNSでも、この施設の公開を受けて大きな反響が巻き起こっています。「扉がすべてスライド式なのは本当に助かるはず」「日本もようやくパラ選手への投資を本格化させてきた」といったポジティブな意見が目立ちます。また、最新のトレーニング機器に対して「どのような進化を遂げているのか興味深い」と、技術的な側面から注目する声も少なくありません。

私自身の意見としては、このNTC拡充棟の完成は、単なる「練習場所の確保」以上の価値があると考えています。五輪競技とパラ競技の選手が同じ屋根の下で切磋琢磨する環境は、互いの刺激になるだけでなく、真の意味での「共生社会」のモデルケースとなるはずです。2020年の本番に向け、この聖地からどれほどのメダリストが誕生するのか、今から期待に胸が膨らんで止みません。

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