【保存版】ゴマ油が食卓から消える?アフリカ産不作で高騰!大手「かどや製油」値上げへ

和食や中華料理には欠かせない、あの芳醇な香りのゴマ油が、今、大きな価格変動の波にさらされています。2019年6月9日時点、ゴマ油の原料となるゴマの国際相場が、主要産地であるアフリカ諸国の不作懸念や供給不安によって、歴史的な高値で推移している状況です。これは、私たちの毎日の食卓に直結する非常に重要な問題と言えるでしょう。

日本国内で流通する食用ゴマは、その全量を海外からの輸入に頼っている実情があります。このため、主産地であるアフリカ諸国で産地価格が上昇すると、直接的に国内のゴマ相場を押し上げる要因になってしまうのです。財務省の貿易統計をもとに算出された、搾油(さくゆ:原料から油を絞り出すこと)用ゴマの市中価格を見てみると、アフリカ産ゴマは直近で1トンあたりおよそ15万3千円程度と、前年同月と比較して2割も高騰していることが判明しています。これは、2016年6月以来の高値水準であり、原料価格の厳しい状況が浮き彫りになりました。

この原料価格高騰の背景には、アフリカ諸国における供給不安だけでなく、ゴマの主要な生産国でもある中国やインドが、国内需要を満たすために輸入を拡大していることも挙げられます。つまり、世界的にゴマの取り合いのような状況が生まれており、この需給バランスの悪化が、価格に大きく影響しているのです。SNS上では「最近スーパーで油が高い気がしてたけど、やっぱり原因があったのね」「ゴマ油は料理の仕上げに少し使うだけで風味が全然違うから、値上げは痛いな」といった、家計への影響を心配する声が既に多数見受けられます。

こうした国際相場の急激な変動を受け、食品業界各社は商品の値上げという苦渋の決断を迫られています。ゴマ油の大手メーカーであるかどや製油は、2019年7月より、家庭用ゴマ油製品を約10%値上げすることを決定しました。また、別のゴマ油製造メーカーである竹本油脂も、すでに2019年2月には業務用商品の価格を5%から10%引き上げており、値上げの波は既に広がりを見せていると言えるでしょう。

個人的な意見になりますが、ゴマ油は炒め物や和え物だけでなく、ドレッシングやラー油のベースとしても使われる、日本の食文化に深く根付いた調味料です。特に、料理の最後に「濃口」のゴマ油を一滴垂らすだけで、全体の風味が格段にアップする効果は絶大です。この値上げは、ただ家計に響くだけでなく、日々の食事の質にも影響を与えかねません。読者の皆様におかれましては、この機会に改めてゴマ油の消費動向に関心を持っていただき、今後の相場の動きにも注目していただくのが賢明でしょう。

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