2019年10月01日から実施される予定の消費増税を前に、私たちの食卓を支えるファミリーレストラン界に嬉しいニュースが飛び込んできました。セブン&アイ・フードシステムズは2019年09月06日、運営する「デニーズ」において、増税後も主力メニューの税込価格を維持する方針を明らかにしています。
今回の増税では、店内で食事をする際の税率がこれまでの8%から10%へと引き上げられます。しかしデニーズは、長年愛されてきた「和風ハンバーグ」や「ミートスパゲッティ」といった看板商品を含む計7品について、本体価格を実質的に値下げすることで、現在提供している754円という支払額をそのまま継続する決断を下しました。
SNS上ではこの発表に対し、「増税で外食を控えようと思っていたけれど、デニーズなら安心して通える」「企業の企業努力が凄まじい」といった称賛の声が相次いでいます。特に、お財布事情に敏感な子育て世代や学生からは、お気に入りのメニューが値上げされないことへの安堵感が広がっている様子が伺えるでしょう。
ここで改めて整理しておきたいのが「消費増税」と「軽減税率」の関係です。2019年10月01日からは、お酒や外食を除く飲食料品には8%の軽減税率が適用されますが、レストランでの店内飲食は標準税率の10%が適用される仕組みとなっています。デニーズの試みは、この複雑な制度下で顧客の心理的な負担を軽減する狙いがあるはずです。
編集者の視点から申し上げますと、今回のデニーズの戦略は単なる値下げ以上の意味を持っていると感じます。原材料費が高騰する厳しい状況下で、あえて「価格据え置き」を宣言することは、ブランドへの信頼を勝ち取る強力なメッセージになるからです。他社が追随するのか、あるいは独自の付加価値を出すのか、今後の動向が見逃せません。
デニーズが示したこの力強い姿勢は、増税による買い控えが懸念される外食産業において、一筋の光となるに違いありません。美味しい食事をこれまでと変わらない価格で楽しめる喜びは、多くのファンにとって何よりのプレゼントになるでしょう。2019年10月以降の新生デニーズがどのような賑わいを見せるのか、期待が高まります。
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