2019年09月10日、記録的な暴風を伴って関東地方を駆け抜けた台風15号の影響により、千葉県内では今もなお大規模な停電と断水が続いています。人々の命を守る最前線である医療機関や老人ホームにおいて、このインフラの途絶は死活問題となっているのが現状です。冷房が停止した室内で、患者や高齢者の方々が過酷な環境に置かれている状況には、言葉を失うばかりでしょう。
特に被害が深刻な君津市内の病院では、電力供給が止まったことで、本来予定されていた手術を見送らざるを得ないという異例の事態に追い込まれました。医療現場における「停電」とは単に明かりが消えることではなく、精密機器や生命維持装置の稼働を脅かす極めて危険な状態を指します。自家発電装置にも限界がある中で、スタッフの方々は神経をすり減らしながら復旧の報を待ちわびていることでしょう。
また、厳しい暑さが続く中での空調停止は、施設内での「熱中症」のリスクを急激に高めています。熱中症とは、体温調節機能がうまく働かなくなることで体内に熱がこもり、めまいや意識障害を引き起こす疾患のことです。体力の乏しい高齢者にとっては、わずかな室温上昇が命取りになりかねません。SNS上でも「一刻も早い通電を」「現地の状況が心配すぎる」といった、切実な支援を求める声が次々と投稿されています。
インフラ復旧が急務となる医療の現場と私たちの役割
今回の事態を受けて私が強く感じるのは、災害時における医療機関への優先的なエネルギー供給体制を、改めて見直すべきではないかという点です。どんなに優れた技術を持つ医師がいても、電気がなければ高度な治療は行えません。病院が機能不全に陥ることは、地域全体の安全網が崩壊することを意味します。行政には迅速な復旧作業はもちろん、予備電源の強化に向けた抜本的な支援を期待したいところです。
現在は2019年09月10日の火曜日ですが、現地では厳しい残暑が続いており、現場の疲弊はピークに達していると推測されます。断水によって衛生状態の維持も困難になる中、周辺自治体や企業による給水支援の輪が広がることが、何よりも求められるでしょう。私たちにできることは限られていますが、正しい情報を拡散し、被災地のニーズに寄り添った支援の形を模索し続けることが大切です。
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