【2019年最新】アッヴィ合同会社が挑む働き方改革!社長も席を持たない「ABW」導入で生産性が劇的に向上した理由とは?

米系バイオ医薬品大手の日本法人、アッヴィ合同会社が東京・港区の本社オフィスで、これまでの常識を覆す大胆なワークスタイル変革に乗り出しました。2019年2月のオフィス移転を機に開始されたのは、単なる座席の自由化に留まらない「アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)」という先進的な試みです。

ABWとは、その時々の業務内容に合わせて、社員自らが最も効率的に働ける場所を自由に選択する働き方を指します。従来の「決められたデスク」に縛られるスタイルとは一線を画し、仕事の「質」を高めるために環境を使い分けるのが最大の特徴です。この革新的な環境が、今まさに同社の社内文化を大きく変えようとしています。

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社長も「流浪」する?役員の固定席を廃止した徹底的なこだわり

アッヴィの取り組みが他社と一線を画すのは、社長を含む役員陣までもが固定席を持たず、一般社員と同じフロアで席を探して業務を行っている点でしょう。2019年10月10日現在の状況として、一柳達也人事本部長は「役員も同じ場所で働くことで、社員との距離が縮まる」とその意義を強調されています。

導入にあたっては、2時間以上の離席時は荷物を持つことや、チャットツールで自らの居場所と顔写真を明示するといった明快な5つのルールが設けられました。これにより、フリーアドレス特有の「誰がどこにいるか分からない」という不安を解消し、スムーズな連携を実現させている点は、組織運営の観点からも非常に理にかなっています。

SNSなどでは「社長が隣に座ったら緊張する」といった声も上がっていますが、実際には「上司への相談が格段に早くなった」とポジティブな反響が目立ちます。上下の垣根を物理的に取り払うことで、意思決定のスピードを加速させるという経営側の強い意志が、このフラットな空間には凝縮されていると感じます。

4つのエリアが導く圧倒的な集中力とコラボレーション

オフィス内は、目的に応じて4つのエリアに分類されています。標準的な事務作業を行う「スタンダード」、議論が弾む「コラボレーション」、そして私語厳禁で深い思考に沈める「コンセントレーション」、リラックス用の「リフレッシュ」エリアです。さらに、電話専用の防音フォンブースも完備されました。

特筆すべきは、全社員が同時に出社しても必ず座れる座席数が確保されている点です。これは、コスト削減を目的とした「詰め込み型」のフリーアドレスではなく、あくまで社員のパフォーマンス最大化を目的とした投資であることを示しています。企業が社員の「働きやすさ」に真摯に向き合う姿勢は、今の時代にこそ求められるものでしょう。

2019年10月10日時点の調査では、オフィス環境への満足度が移転前の51%から78%へと急上昇しました。一柳本部長も「社内を一周する間に、必要な人材に遭遇して課題が解決してしまう」と語るほど、部署の枠を超えた偶発的なコミュニケーションが、業務の生産性を劇的に押し上げているようです。

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