🚀ITで実現する「グローバル標準の働き方」とは?:日本オラクル女性管理職が語る多様性尊重とオフの時間の充実

2019年6月6日、日本オラクル株式会社 クラウド・アプリケーション統括本部 事業開発本部長の野田由佳氏が、組織のグローバル化が急速に進む同社での働き方について語ってくださいました。ここ1~2年で、日本独自の取り組みを見直し、海外の手法を取り入れて生産性を向上させたり、各地域のチームとの協業(コラボレーション)を行ったりするケースが非常に増えているといいます。現に、野田氏の現在の上司はイタリア人であり、上司と部下が異なるオフィスで働くことは、もはや特別なことではない「当たり前」の状況になっているのです。

このようなグローバルな組織運営から見えてくるのは、「多様性(ダイバーシティ)」が特別な配慮ではなく、自然な状態であること、そして、仕事の時間(オン)と私的な時間(オフ)が明確に区別されている点でしょう。例えば、野田氏のチームには、子育て中の母親が多数在籍しているとのこと。マネジメント層としては、世界中に通用する働き方や、多様な個人の状況を尊重することが極めて重要であると野田氏は力説されています。

日本オラクルでは、以前から在宅勤務や、世界のどこにいても業務ができる体制とIT設備が整っています。しかし、本当に大切なのは「制度」そのものよりも、その働き方が特別視されず、誰もが当たり前に利用でき、個人とチームのパフォーマンスを最大限に引き出せることだと野田氏は考えています。特定の働き方だけが優遇されて不公平が生じないよう、常にチームにとって最善の仕組みを追求し、お互いの立場を尊重しながら改善を重ねている姿勢が伺えます。

野田氏は、現在のように働き方が多様化する前からチャットツール、つまりインターネット経由でリアルタイムな文字のやり取りができるツールに注目し、「これは働き方を変える」と確信されていたそうです。今や様々なIT(情報技術)の恩恵により、私たちはいつでもネットでつながり、それぞれの事情に合わせた多様な働き方が可能になっています。これは、育児や介護など様々な背景を持つ人々が仕事を続けられる可能性を大きく広げており、世の中が素晴らしい方向に進化している証でしょう。

残念ながら、日本ではまだITの力を十分に活用できていない企業が多く、個人所有のパソコンの持ち出しを禁止するなど、技術的な制限を設けている例も少なくありません。本来、高い技術力を持つ日本企業こそがITをもっと積極的に活用すれば、働き方は劇的に変化し、企業の競争力、すなわち市場での優位性を確保する力も飛躍的に向上するはずです。今後は**AI(人工知能)の活用により、業務の自動化(オートメーション)が全部署で進むでしょう。その結果、人はより創造的で戦略的な業務に集中でき、生産性はさらに高まっていくと考えられます。野田氏は、多くの日本企業がグローバル水準に追いつき、ITを使いこなして競争力を増すための手助けをしたいと強い決意を語っています。

スポンサーリンク

💡日本の「文化」が世界で一目置かれる理由

一方で、世界中のエグゼクティブ、つまり企業の経営層や幹部職の方々と一緒に働く中で、野田氏は「日本の文化は世界に通用する」**という強い自信を持ったといいます。世界の多くのエグゼクティブは、歴史や文化に対する造詣が深く、特に日本の文化や歴史に非常に強い関心を寄せているのです。野田氏自身も昨年、茶道を再開したそうですが、先人たちが築き上げてきた日本の素晴らしい文化を知り、それを伝えられることで、仕事を超えた部分で一目置かれ、新たなネットワークが広がっていくことを実感されています。

多くの日本人ビジネスパーソンがオフの時間でも仕事の話をしがちなのに対し、世界のビジネスリーダーたちは、総じて自分の人生を心から楽しんでいるように見えると野田氏は感じています。仕事とプライベートのメリハリをつけたグローバルな働き方は、今後、日本でも積極的に取り入れられるべきです。そして、その実現を可能にするのが、ITの力、そして日本オラクルの提供する製品であると野田氏は結んでいます。誰もが働きながら人生を楽しめるような環境づくりをサポートしていきたいという、同氏の熱意が伝わってくる内容でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました