鳥取市の新たなシンボルとして期待を集めていた新庁舎が、ついに2019年10月15日から一部業務を開始いたしました。JR鳥取駅の南側という利便性の高い立地に建設されたこの建物は、これまで市内に分散していた行政機能を一つに束ねる大きな役割を担っています。
これまでは7つの建物に分かれていた各部署ですが、今回の移転により旧本庁舎を含む5つの拠点が、地上7階建てのモダンな新庁舎へと集約されることになりました。業務開始初日となった2019年10月15日には、1階と2階にある年金や福祉、税務関連の窓口がオープンし、多くの市民が訪れています。
SNS上では「駅の近くになってアクセスが良くなった」「建物が綺麗で手続きがスムーズになりそう」といった好意的な声が上がっています。約1000人の職員がこの場所で働くことに加え、1日あたり最大で約2300人の来庁者が見込まれており、周辺の飲食店や商店街への経済波及効果も期待できるでしょう。
総事業費98億円超!最新の免震構造と防災機能を完備
2017年6月に着工したこのプロジェクトは、総事業費約98億5000万円を投じて進められてきました。特筆すべきは、大規模地震に備えた「免震構造」の採用です。これは建物と基礎の間にゴムなどの装置を設置し、揺れを直接建物に伝えないようにする高度な建築技術を指します。
さらに、近年の異常気象による水害リスクを考慮し、非常用発電機を屋上に設置するという工夫も凝らされました。万が一の浸水時でも行政機能をストップさせないという、防災拠点としての強い意志が感じられます。利便性だけでなく、市民の安全を守る「砦」としての機能も備わっているのです。
また、本庁舎の南側には2階建ての「市民交流棟」が併設されました。ここには市民がイベントなどに利用できる多目的室が用意されており、行政と市民が触れ合う新しいコミュニティの場となるはずです。単なる事務作業の場を超えた、開かれた庁舎としての活用が今から非常に楽しみですね。
今後は旧庁舎からの移転作業が順次進められ、2019年11月5日にはいよいよ全面開庁を迎える予定となっています。新しい庁舎が鳥取市の中心市街地にどのような活気をもたらすのか、その動向から目が離せません。編集部としても、この新拠点が地域の魅力をさらに引き出すことを切に願っております。
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