株式投資の世界で注目を集めていた2銘柄に、大きな動きがありました。東京証券取引所は、ビリングシステム株式会社と株式会社HAPiNSの2社に対し実施していた、信用取引に関する臨時措置を解除することを決定したのです。この決定により、2019年10月21日の売買分から、これまで課されていた厳しい取引制限がなくなります。
今回の措置解除により、投資家はより自由度の高い取引が可能になるでしょう。「信用取引」とは、証券会社に証拠金を預けることで、手持ち資金以上の株を売買したり、持っていない株を売る「空売り」を行ったりできる仕組みを指します。これまでは過熱感を抑えるために制限がかかっていましたが、ようやく通常の取引環境が戻ってくることになります。
日証金も足並みを揃えて増担保金徴収措置を撤廃
東証の動きに呼応する形で、日本証券金融(日証金)も同様の解除を発表しました。日証金においても、2019年10月21日から銘柄別増担保金徴収措置が解かれることになります。この「増担保金(ましたんぽきん)」とは、株価の乱高下を防ぐために、取引に必要な保証金の上限を引き上げる、いわばブレーキのような役割を果たす規制のことです。
このブレーキが外れることで、投資家が市場に投入できる資金効率が劇的に改善します。SNS上では、今回の発表を受けて「週明けからのボラティリティ(価格変動の激しさ)が楽しみだ」といった期待の声や、「ようやく資金が回転しやすくなる」と歓迎するトレーダーの投稿が目立っており、市場の関心は非常に高い状態にあると言えるでしょう。
私個人としては、今回の解除が市場に流動性をもたらすポジティブな要因になると考えています。ビリングシステムのような決済インフラ関連や、生活雑貨を展開するHAPiNSのような銘柄にとって、取引の活性化は株価の適正な形成を助けるはずです。ただし、規制解除直後は値動きが荒くなりやすいため、冷静な判断が求められる局面だと言えるでしょう。
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