2019年5月27日、日本の防衛政策における大きな焦点であった「イージス・アショア」の配備計画が、重大な局面を迎えました。原田憲治防衛副大臣(当時)が秋田県庁を訪問し、配備候補地である陸上自衛隊・新屋演習場(秋田市)を抱える佐竹敬久知事(当時)らと会談を行いました。「イージス・アショア」とは、飛来する弾道ミサイルを地上から迎撃するための最新鋭ミサイル防衛システムのことです。
この日の会談で、防衛省側は核心的な報告を行いました。2018年秋から進めていた電波や騒音といった周辺環境への影響調査の結果、「問題ない」との結論が出たと説明。その上で、新屋演習場は配備先として「適地」であるとの公式な判断を伝え、地元の理解を求める考えをはっきりと示しました。
この「適地」判断の伝達に対し、SNS上では「ついに国の方針が示されたか」「本当に影響は問題ないのか?調査内容は信頼できるのか」といった、不安や疑問の声が即座に上がりました。また、「新屋ありきで進められているのではないか」と、選定プロセスへの不信感を募らせる意見も見受けられます。防衛省は「問題なし」と報告しましたが、地元住民の懸念を払拭し、安全保障上の重要性について真摯な対話を尽くせるか、秋田県は重い判断を迫られることになりました。
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