山口県に拠点を置き、高機能材料の分野で世界をリードする宇部エクシモ株式会社から、組織の未来を占う重要な人事発表が行われました。2019年10月30日に公開された情報によりますと、来る2019年11月1日付で、同社の知財戦略および研究開発の司令塔に新たな動きが見られます。
今回の人事の核心は、現在、取締役兼執行役員として研究開発本部長を務めている仲山典宏氏が、新たに「知的財産」の領域も統括するという点にあります。知的財産、いわゆる「知財」とは、企業が独自に生み出した技術やアイデアを特許などの形で守り、ビジネスの優位性を確保するための極めて重要な経営資源を指します。
SNS上では、このニュースに対して「技術の宇部エクシモが、さらに知財を強化するのは納得の判断」「研究開発のトップが知財も見ることで、製品化のスピードが上がるのではないか」といった、企業の攻めの姿勢を評価する声が上がっています。専門的な開発現場と権利保護の橋渡しを一人で担うことは、今の時代に即した戦略と言えるでしょう。
私個人の見解としても、昨今のグローバル競争において、技術力だけでなく「いかに権利を守り抜くか」が企業の生死を分けると確信しています。仲山氏のような開発の最前線を知り尽くした人物が知財を統轄することで、形式的な事務手続きに留まらない、より実利に結びつくアグレッシブな技術戦略が期待できるのではないでしょうか。
2019年11月1日からスタートするこの新体制は、宇部エクシモが持つポテンシャルを最大限に引き出すための大きな一歩となるに違いありません。同社が次世代の産業をどう支えていくのか、今後の研究開発の成果からますます目が離せなくなりそうです。
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