オフィス以外の場所で仕事をするテレワークが浸透する中で、ヤマハは2019年11月に持ち運び可能な遠隔会議用スピーカーフォン「YVC-330」を発売すると発表しました。税別6万円という価格設定の本機は、パソコンやスマートフォンと接続するだけで、場所を選ばずに高品質な会議空間を作り出す画期的な1台です。
今回の新製品における最大の注目点は、ヤマハが誇る最新の音声処理技術「SoundCap(サウンドキャップ)」を搭載したことでしょう。これはマイクが音の発生源との距離を瞬時に計算し、半径1メートルから1.5メートル以内の声だけを鮮明に拾い上げる仕組みを指します。
この技術によって、周囲が騒がしいオープンスペースやカフェであっても、まるで静かな会議室にいるかのようなクリアな音声を相手に届けることが可能になりました。設定範囲外の雑音を強力に抑制するため、これまでの遠隔会議で頭を悩ませていた「周囲のガヤガヤ」が劇的に解消されるはずです。
SNS上では「これならスタバでも会議ができそう」「ヤマハの音響技術なら信頼できる」といった期待の声が早くも上がっています。特に移動が多いビジネスパーソンや、シェアオフィスを拠点にするフリーランスの方々にとって、この機動力と性能の両立は喉から手が出るほど欲しい機能と言えるでしょう。
自動ミュート機能でスマートな会議体験を
さらに利便性を高めているのが、発言していない時にマイクを自動でオフにする「自己音ミュート機能」です。これにより、意図せず入り込んでしまうキーボードの打鍵音や飲み物を飲む音などが相手に伝わるのを防ぎ、会議の質をより一層高めてくれることでしょう。
私個人の見解としては、働き方の多様化が進む2019年現在の日本において、こうした「場所の制約を技術で解決するデバイス」の登場は必然であると感じます。1人から6人程度の小規模会議に最適化されている点も、現代のプロジェクト単位で動くビジネススタイルに非常にマッチしています。
2019年10月21日の発表によれば、ヤマハは国内外で年間3万台の販売を見込んでいるとのことです。ハードウェアの進化が場所を選ばない働き方を加速させ、私たちの生産性を次のステージへと引き上げてくれることは間違いありません。
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