日本電産の車載事業に新風!早船一弥氏が広州拠点の社長に就任し、EV市場の覇権を狙う

精密小型モーターの世界大手として知られる日本電産が、2019年10月30日付で極めて重要な人事異動を決定しました。今回の発表では、専務執行役員であり車載事業本部長を務める早船一弥氏が、中国の拠点である広州尼得科汽車駆動系統の社長に就任することが明らかになっています。この戦略的な人事からは、同社が急成長を遂げる電気自動車市場に対して、並々ならぬ情熱を注いでいる様子が伝わってくるでしょう。

早船氏がトップに立つ「広州尼得科汽車駆動系統」は、文字通り自動車の「駆動システム」を担う心臓部を製造する拠点です。具体的には、電気自動車(EV)の走行に不可欠な「トラクションモータシステム」などを開発・生産しており、次世代モビリティの鍵を握る組織といえます。SNS上でも「日本電産の攻めの姿勢が感じられる」「中国市場でのシェア拡大を本気で狙っている証拠だ」といった期待の声が数多く寄せられていました。

私自身の見解としましては、このタイミングでの早船氏の現地投入は、非常に合理的かつ大胆な経営判断だと考えます。世界最大のEV市場である中国において、事業本部長クラスの重役が直接指揮を執ることは、意思決定のスピードを劇的に高めるからです。モーター単体ではなく、インバータやギアまで一体化した「E-Axle」という高付加価値なシステムで勝負をかける同社の戦略は、今後の自動車業界の勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めているはずです。

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