2019年09月28日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開催されている「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は、手に汗握る混戦のまま第2ラウンドを終えました。初日から好調を維持していた比嘉真美子選手と辻梨恵選手が、ともに「68」という素晴らしいスコアをマーク。通算8アンダー、136という見事な数字で首位の座を分け合っています。秋の気配が漂う杜の都で、女王の座をかけた熱い火花が散っています。
比嘉選手は、この日1イーグル、4バーディー、2ボギーと、アグレッシブな攻めのゴルフを展開しました。「イーグル」とは、そのホールの規定打数(パー)より2打少なくカップインすることを指し、一気にスコアを伸ばす大きな武器となります。常に平静を保ちながらピンを狙う彼女のプレースタイルには、SNS上でも「精神力の強さが際立っている」「明日の最終日が楽しみすぎる」といった期待の声が数多く寄せられていました。
一方で、同じくトップに並んだ辻梨恵選手も、5つのバーディーを奪う安定したプレーでギャラリーを魅了しています。彼女たちの背後には、1打差の3位に2年前の大会を制した実力者、畑岡奈紗選手がピタリとつけており、逆転優勝を虎視眈々と狙っている状況です。さらに1打差の4位グループには柏原明日架選手と野沢真央選手が続いており、誰が抜け出してもおかしくない、まさに予測不能なデッドヒートが繰り広げられています。
注目選手の躍進と明日の展望
今大会で大きな注目を集めている「シブコ」こと渋野日向子選手は、この日スコアを3つ伸ばして通算1アンダーの15位タイへと大きく順位を上げました。一時は予選通過ラインを心配する声もありましたが、見事な巻き返しを見せて決勝ラウンドに進出しています。彼女のプレーは周囲を明るくする力があり、SNSでは「最終日の爆発に期待」「やっぱり渋野選手が来ると盛り上がる」と、ファンの熱量も一段と高まっているようです。
一方で、勝負の世界の厳しさを痛感させる出来事もありました。前年覇者である大江香織選手は、通算3オーバーと惜しくも1打及ばず、予選落ちを喫する結果となっています。ゴルフにおいて「予選落ち」とは、大会後半の決勝ラウンドに進めないことを意味し、プロの世界の過酷さを物語っています。編集者としての私見ですが、連覇のプレッシャーがかかる中で戦い抜いた彼女の姿勢には、結果以上の価値があると感じずにはいられません。
明日の最終ラウンドには、通算2オーバーまでの50名が駒を進めます。首位争いはもちろんですが、中位から猛チャージをかける選手が現れるのか、コースセッティングはどう影響するのか、見どころは尽きません。比嘉選手がこのまま冷静さを保ち栄光を掴むのか、あるいは辻選手が悲願を果たすのか。2019年09月29日の最終日、宮城県の空の下で新たなドラマが完結する瞬間を、私たちは目撃することになるでしょう。
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