東京五輪の前哨戦!フォン・シャンシャンが大会新63で猛追、畑岡奈紗と日本メジャー2冠をかけ激突

2019年09月15日、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は、まさに来年の東京五輪を予感させる熱い展開を迎えました。現在、世界ランキング9位で五輪代表入りをほぼ手中に収めている畑岡奈紗選手が首位を快走する中、その後を凄まじい勢いで追い上げるのは、リオデジャネイロ五輪の銅メダリスト、フォン・シャンシャン選手です。元世界女王が見せた圧倒的なパフォーマンスに、会場の視線は釘付けとなっています。

ムービングデーと呼ばれる大会第3日、フォン選手は驚異的なチャージを見せました。5番ホールからの7連続バーディーを含む、1日9個のバーディーを奪取。自身のベストスコアを塗り替える「63」という大会新記録を叩き出したのです。この快挙を知らされた彼女は、力強く右拳を握りしめ、喜びを爆発させました。前夜に堪能した神戸牛のすき焼きが、最高の発奮材料となったのかもしれませんね。

今大会のフォン選手は、決して順風満帆なスタートではありませんでした。2019年09月12日の初日には、池に捕まったボールがドロップ後に再び転がり落ちるという悲劇に見舞われ、トリプルボギーを叩いています。しかし、そんな逆境でも決して感情を乱さないのが彼女の真骨頂です。日米欧で通算22勝を挙げた元世界1位の精神力は、まさに「底力」という言葉が相応しい安定感を放っています。

SNS上でも「これぞ元世界ランク1位のゴルフ」「爆発力が異次元すぎる」といった驚きの声が相次いでいます。また、30歳という節目を迎え「中国代表に若い選手が出てくるならそれも喜び」と笑顔で語る彼女の懐の深さに、多くのファンが感銘を受けているようです。ベテランの余裕と、勝利への執念が同居する彼女のプレースタイルは、若手選手にとっても大きな壁として立ちはだかるでしょう。

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日中エースの直接対決!日本メジャー2冠の栄冠はどちらの手に

最終日は、予選ラウンドを共にした畑岡選手と再び最終組で相まみえる運命となりました。フォン選手は2012年の日本女子オープン覇者であり、一方の畑岡選手も2016年、2017年に同大会を制しています。共に日本のメジャー大会2冠という称号を懸けた、正真正銘の直接対決です。互いの実力を認め合う日中のトッププレーヤーによる、ハイレベルな優勝争いから目が離せません。

編集部としては、フォン選手の精神的な「しなやかさ」に注目しています。ゴルフにおいて「ムービングデー」とは、最終日に向けて順位が大きく動く3日目を指しますが、そこで焦らずに自分のゴルフを貫ける強さは、技術以上に価値があるものです。東京五輪を1年後に控えた今、このような世界基準の戦いが国内で見られるのは、ゴルフファンにとってこの上ない贅沢と言えるのではないでしょうか。

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