2019年9月27日、アメリカ・インディアナ州で開催されている米女子ゴルフ「インディ女子インテック選手権」は、興奮の第2ラウンドを迎えました。舞台となったブリックヤードクロッシングGCは、伝説的なサーキットの中にコースが配置されたユニークな場所ですが、ここで日本の横峯さくら選手が素晴らしいパフォーマンスを披露しています。彼女はこの日、3バーディー、1ボギーの70という堅実なスコアを叩き出し、通算9アンダーで見事に2位のポジションを死守しました。
首位との差はわずかに2打となっており、週末の決勝ラウンドに向けて逆転優勝への期待が最高潮に達しています。SNS上でも「さくら選手の安定感が戻ってきた」「久々の米ツアー優勝が見たい!」といった熱狂的なエールが飛び交っており、ファンの間でも大きな盛り上がりを見せているようです。第1日から首位を走る韓国のホ・ミジョン選手が通算11アンダーで粘っていますが、今の横峯選手の集中力であれば、背中を捉えるのは決して難しいことではないでしょう。
ゴルフにおいて「アンダー」とは規定打数(パー)よりも少ない打数で回ることを指し、数字が大きいほど優れた成績であることを意味します。横峯選手が記録している「通算9アンダー」という数字は、非常に高いレベルでショットとパットが噛み合っている証拠です。かつての賞金女王としての底力が、異国の地アメリカでも存分に発揮されている現状は、多くのゴルフファンに勇気を与えているに違いありません。粘り強いプレースタイルこそが、彼女の真骨頂と言えるでしょう。
一方で、他の日本勢にとっては試練の1日となりました。上原彩子選手は連日の72で回り、通算イーブンパーの57位で予選を通過しています。イーブンパーとは、可もなく不可もない基準通りのスコアを指しますが、ここから順位をどこまで上げられるかが注目されます。対して、若手の山口すず夏選手は77と大きくスコアを崩してしまい、通算5オーバーで残念ながら予選落ちを喫しました。米ツアーの層の厚さと、プロの厳しさを改めて痛感する結果となっています。
編集部としては、やはり横峯さくら選手の「勝負強さ」に注目せざるを得ません。結婚や出産を経てなお、世界のトップレベルで戦い続ける彼女の姿は、アスリートとしての理想像の一つではないでしょうか。首位のホ・ミジョン選手を猛追する展開は、見ている側としても手に汗握るものがあります。2019年9月28日以降の決勝ラウンドで、表彰台の真ん中に立つ彼女の姿をぜひ見たいものです。日本のゴルフ界に、明るいニュースが届く日は近いかもしれません。
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