四国電力は2019年10月25日、生活の中の「困りごと」を幅広く解決する家事代行サービスの新店舗「ベンリーよんでん 高知駅北店」を高知市内に開店させます。この店舗は、香川県高松市にある栗林店に続く待望の2号店です。地域に根ざしたインフラ企業が、ついに高知県でも本格的なライフサポート事業を展開することになりました。
今回の出店は、ベンリーコーポレーションとのフランチャイズ契約に基づいたものです。フランチャイズとは、本部の持つ看板や経営のノウハウを活用して営業する仕組みを指します。対象となる顧客層は、仕事と育児を両立させる共働き世帯や、日常の作業が負担になりやすい高齢者世帯がメインとなる見通しでしょう。
提供されるサービスは多岐にわたり、部屋の掃除や買い物といった日常的な家事はもちろん、水回りの突然のトラブル対応や害虫駆除まで網羅しています。さらに、引っ越しの手伝いや不用品の処分といった、一人では難しい力仕事も気軽に依頼できるのが魅力です。まさに「住まいの便利屋」として、地域の強い味方になりそうですね。
SNS上では「四電が掃除までしてくれるなんて驚き」「大手の電力会社が運営しているなら、知らない人を家に入れる抵抗感が少ない」といった好意的な意見が目立ちます。プライベートな空間である自宅にスタッフを招くサービスにおいて、長年培われた企業の信用力は、何物にも代えがたい安心材料として機能しているようです。
インフラ企業のブランド力が拓く、新しい家事代行の形
四国電力にとって、この家事代行事業は自社のブランド価値を最大限に発揮できる重要な新規事業と位置づけられています。電気という生活に欠かせないインフラを支えてきた信頼があるからこそ、顧客も安心して鍵を預けられるのでしょう。高知駅北店では、初年度に2800万円の売上を目指し、積極的な営業活動を展開していく方針です。
私自身の見解として、電力会社がこうした「対面型」のサービスに注力するのは、非常に合理的で時代のニーズに即した戦略だと考えます。人口減少や高齢化が進む中で、単に電気を売るだけでなく、暮らしの質を直接高める接点を持つことは、企業の生き残りに不可欠です。顔の見えるサービスが、地域社会の絆を深めるきっかけになることを期待します。
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