長野県松本市に拠点を置くシステム開発の実力派、キッセイコムテック株式会社が、ヘルスケア業界に新たな風を吹き込みます。同社は2019年11月22日、カナダのキャリーテクノロジーズ社が開発した高機能スマートウェア「アストロスキン」の輸入販売を開始したと発表しました。この製品は、シャツを着用するだけで心電図や血圧といった重要なバイタルサインを、日常を妨げることなく精密に計測できる画期的なデバイスです。
「スマートウェア」とは、衣類にセンサーを織り込むことで、着るだけで身体のデータを取得できる最先端のウェアラブル端末を指します。SNS上では、これまでの「貼り付けるタイプ」のセンサーにストレスを感じていた研究者やスポーツ関係者から、「計測のハードルが下がる」「未来のトレーニングウェアのようだ」と大きな期待が寄せられています。専門的な解析が必要な場面でも、このシャツ一枚が解決の糸口になるでしょう。
iPhoneでリアルタイム確認!進化した生体情報解析の全貌
今回登場したアストロスキンは、シャツとヘッドバンド、そしてデータを収集する小型デバイスがセットになっています。特筆すべきは、測定データの利便性です。Appleの「iPhone」などのスマートフォンを使用すれば、2019年11月22日現在のリアルタイムな身体の状態を、手元の画面で即座にチェックすることが可能となりました。専用ソフトを用いれば、より深い専門的な分析も行えるとあって、プロの現場でも重宝されるはずです。
測定項目は非常に多岐にわたります。心電図や呼吸、加速度といった基本データに加え、血圧や体表温度など、これまで計測が難しかった項目も網羅されています。これは、従来販売されていた「ヘキソスキン」の上位モデルに位置付けられており、より緻密なデータが必要なストレス研究や、睡眠の質の分析、激しいスポーツ中の身体の挙動を解明するための研究用として、まさに「痒い所に手が届く」スペックと言えるでしょう。
価格は税別90万円と、研究機関や企業向けに設定された本格的なプロ仕様です。編集者としての私の視点では、この価格設定は単なる「衣服」ではなく、高度な「移動式研究室」を手に入れるための投資だと感じます。今後、こうしたデータが積み重なることで、病気の予兆を捉える未病対策や、トップアスリートの更なるパフォーマンス向上に繋がることは間違いありません。技術の進化が、私たちの健康管理を根本から変えようとしています。
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