静岡駅近に「ホテル玄」が待望の進出!ヒップアップが仕掛ける宿泊体験の劇的リニューアル

静岡県中西部で絶大な信頼を得ているホテルチェーン「ヒップアップ」が、ついに静岡市中心部への進出を果たします。浜松市を拠点に「ホテル玄」などのブランドを展開する同社は、2019年11月27日付で葵区にある「静岡キャッスルホテル佐乃春」の運営を継承することを発表しました。

このニュースに対し、SNSでは「駅近の便利な場所が変わるのは嬉しい」「出張の選択肢が増える」といった期待の声が寄せられています。ビジネス・観光ともに需要が絶えない静岡市において、地元企業による運営基盤の強化は、地域の活性化という観点からも非常に意義深い一歩と言えるでしょう。

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受け継がれる歴史と現代ニーズの融合

今回運営が引き継がれるホテルは、かつて料亭を併設し、多くのビジネス客に親しまれてきた由緒ある施設です。JR静岡駅から徒歩圏内という好立地に加え、駿府城公園や青葉緑地といった観光スポットにも隣接しているため、利便性は群を抜いています。

しかし、近年は設備の老朽化などにより客足が遠のいていたことも事実です。そこでヒップアップ社は、運営開始とともに内装や設備の刷新に着手します。既存の広い客室面積(15~20平方メートル)を最大限に活用し、ゆとりある空間作りを目指していく方針です。

専門用語として「客室稼働率」という言葉がありますが、これは全客室のうち実際に宿泊客が利用した割合を指します。2018年の静岡市内における稼働率は74%と県内平均の57%を大きく上回っており、この高いポテンシャルを活かした戦略的な改修が期待されます。

「ホテル玄」ブランドへの進化と展望

本格的なリニューアル計画は、半年後を目処にスタートする予定です。現在は3階と4階に61室ある客室に加え、未利用だった2階部分にも新たな客室や朝食会場を設置するという大胆な増床案が浮上しています。さらに、2階には魅力的なテナント誘致も検討されています。

1年以内の完了を目指す全面改修を経て、ホテル名は同社の主力ブランドである「ホテル玄」へと生まれ変わります。平日はビジネス、休日はレジャーという二極化したニーズに応える柔軟な客室タイプが揃えば、年間売上高1億5000万円という目標も現実的な数字となるはずです。

私個人の意見としては、画一的な大手チェーンが勢力を伸ばす中で、地域に根ざした「ホテル玄」のようなブランドが、その土地の個性を活かしたサービスを展開することは、宿泊者にとって「また来たい」と思わせる重要な要素になると確信しています。

激化する静岡ホテル戦争とインバウンドの波

現在、静岡市内では2020年春に向けて「ホテルオーレイン」などの新規開業が相次いでおり、まさにホテル戦国時代の様相を呈しています。しかし、静岡空港での中国路線の拡充により、訪日外国人客(インバウンド)の増加という追い風が吹いているのも事実です。

ヒップアップの渡瀬公久社長も「海外からの旅行客を積極的に取り込みたい」と強い意欲を燃やしています。これまで静岡市内が空白地帯だった同社にとって、今回の進出は悲願とも言えるでしょう。1988年の設立以来培ってきたノウハウが、この激戦区でどう花開くか注目です。

2019年8月期には売上高7億5000万円を記録した同社の勢いが、新拠点での全面改修によってさらに加速することは間違いありません。内装刷新によって生まれ変わる新しい宿泊空間は、静岡を訪れる全ての人々に新たな寛ぎを提供してくれるでしょう。

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