アビスパ福岡が挑むスタジアム改革!指先ひとつで入場&グルメ注文が叶う「スポーツテック」の未来

福岡市を拠点に熱い戦いを繰り広げるJ2のアビスパ福岡が、ホームスタジアムであるレベルファイブスタジアムにて、最先端のIT技術を駆使したファンサービスの大改革に乗り出しました。今回の目玉は、スマートフォンの活用とチケットレス入場の導入です。観戦のたびに発生する長い行列や、紙のチケットを管理する煩わしさから解放される、画期的な試みが始まろうとしています。

2019年11月24日には、関係者ら約40名が集まり、実証実験が実施されました。SNS上でも「指紋で入場できるなんて未来すぎる」「スタグル(スタジアムグルメ)の待ち時間が減るのは嬉しい」といった期待の声が続出しています。ファンにとって、スタジアムでの体験がよりスマートで快適なものになることは、応援の熱量を高める重要な要素と言えるでしょう。

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手ぶらで観戦!指紋認証による次世代チケットレスシステム

今回の改革で特に注目を集めているのが、日本エアロスペース社が提供する高度な生体認証システムです。これは、あらかじめ自分の指紋を登録しておくことで、チケットを持たずに入場できる仕組みを指します。具体的には、専用機器に左右どちらかの手の指4本をかざすだけで本人確認が完了します。再入場の際もスムーズに認証されるため、席を外す際の手間が大幅に軽減されるはずです。

こうした「生体認証」とは、指紋や顔、瞳の虹彩など、個人固有の身体的特徴を使って本人を特定する技術のことです。偽造が極めて困難でセキュリティ性が高いだけでなく、物理的なカードや紙を持ち歩く必要がない「手ぶら」の状態を実現できるのが最大のメリットです。アビスパ福岡は、この技術を2020年シーズンにも本格導入することを目指し、準備を加速させています。

行列知らずのスタグル体験!スマホ注文で快適なランチタイム

さらに、スタジアム内の売店で販売されるビールやハンバーガーなどの飲食物を、座席からスマートフォンで注文できるサービスも開始される予定です。調理が完了するとスマホに通知が届き、売店に設置された機器に手をかざすだけで商品を受け取ることができます。注文のためにハーフタイムの貴重な時間を列に並んで費やす必要がなくなり、混雑解消にも大きな効果が期待されます。

近年、スポーツと最新テクノロジーを融合させた「スポーツテック」という言葉が注目を浴びています。これは、IT技術を用いて選手のパフォーマンス向上や、観客の満足度を高める取り組み全般を指します。アメリカのプロスポーツ界ではすでに一般的ですが、アビスパ福岡がこの分野で先陣を切ることは、日本のサッカー界にとっても非常に意義深い挑戦だと私は感じます。

スタジアムのIT化がチームの再起と集客の鍵を握る

アビスパ福岡は2019年シーズンのJ2リーグで16位と苦戦を強いられ、平均入場者数も昨年の8873人から6983人へと減少してしまいました。しかし、チームは「平均入場者数1万人」という高い目標を掲げており、その突破口としてスタジアムのIT化を推進しています。利便性を高めることで「また来たい」と思わせる仕組み作りは、ファン層の拡大に直結する重要な戦略です。

2020年1月には外部企業や有識者による専門チームも発足し、5G(次世代通信規格)やVR(仮想現実)を活用した新しい観戦体験の研究も進められる予定です。私個人としても、テクノロジーの力でスタジアムの熱気がより快適に、より濃密に共有される未来を応援せずにはいられません。アビスパ福岡のこの一歩が、地方都市のスポーツ文化に新たな風を吹き込むことを確信しています。

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