石川県と韓国を結ぶ唯一の「空の懸け橋」がついに戻ってきます。大韓航空は2019年11月11日、一時的に運休していた小松空港とソウル(仁川)を結ぶ路線の運航を、2019年11月17日から予定通り再開することを正式に発表しました。
この路線は日韓関係の冷え込みによる旅客減少を受け、2019年9月29日から休止を余儀なくされていました。しかし同社は、ここに来て「需要が回復の兆しを見せている」と判断し、再び北陸の空を舞うことを決断したのです。
週3往復で再始動!気になるフライトスケジュールと機材の詳細
運航再開後のスケジュールは、運休前と同様に水曜日、金曜日、日曜日の週3往復体制を維持します。ソウルを午前8時25分に出発し、小松からは正午に飛び立つという、旅行者にとっても利用しやすい時間設定となっているのが魅力でしょう。
機材に関しては、2020年2月26日までは138席を備えた「B737-800」が投入されます。さらに2020年2月28日以降は、より大型の「B737-900(187席)」へのアップグレードも予定されており、今後の需要増加に柔軟に対応する姿勢が見て取れます。
「B737-800」とは、ボーイング社が開発した中短距離向けの単通路機で、燃費性能に優れた世界的なベストセラー機です。一方の「B737-900」は、その胴体を延長して座席数を増やしたモデルであり、供給能力の大幅な向上が期待されます。
交流の停滞を乗り越えて、再び始まる日韓の人的交流
小松空港のソウル便は、運休前には利用客の約4割を日本人が占めていました。それだけに、今回の運休は観光だけでなくビジネスや自治体交流にも深い影を落としていたのです。実際に、金沢市議会が予定していた韓国・全州市への訪問が11年ぶりに中止されるといった事態も起きていました。
SNS上では、この再開ニュースに対して「冬の韓国グルメを楽しみにしていたので嬉しい」「石川からの海外旅行がグッと便利になる」といった喜びの声が上がる一方で、「政治的な問題はあるけれど、草の根の交流は続いてほしい」という冷静な意見も寄せられています。
編集者の私としては、民間航空の再開は単なる移動手段の確保以上に、心の距離を縮める大きな一歩だと確信しています。政治の波に左右されがちな国際情勢ですが、こうして再び空路が繋がることで、文化や人の温かさに触れる機会が守られることを切に願わずにはいられません。
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