大王製紙エリエールレディースで古江彩佳が快進撃!宮里藍超えのプロ初Vへ向けたショットの秘訣とは

女子ゴルフ界に新たな新星が誕生しようとしています。2019年10月の富士通レディースにて、史上7人目という快挙となるアマチュア優勝を成し遂げた古江彩佳選手が、今まさにプロとしての階段を猛スピードで駆け上がっています。2019年11月21日から開催されている大王製紙エリエールレディースオープンにおいて、彼女は初日から2日連続で「68」という素晴らしいスコアをマークし、通算8アンダーの5位タイという絶好の位置につけました。

今回の注目ポイントは、レジェンドである宮里藍さんの記録を塗り替えるかという点にあります。宮里さんはプロ転向後4戦目で初勝利を挙げましたが、古江選手が今大会で優勝すれば、わずか3戦目でのプロ初制覇となるのです。SNS上でも「古江選手の安定感は新人離れしている」「宮里藍超えの瞬間をこの目で見たい」といった熱い声援が飛び交っており、ゴルフファンのボルテージは最高潮に達していると言えるでしょう。

古江選手の強みを支えているのは、本人も「大好き」と公言するドライバーショットの正確性です。ゴルフにおいてドライバーとは、第1打を放つために最も飛距離が出るクラブのことですが、彼女はこの武器を巧みに操り、着実にフェアウェイ(芝が短く刈り込まれた打ちやすい区域)をキープしています。初日には出場選手の中で唯一となるフェアウェイキープ率100%を叩き出し、周囲を驚愕させました。

2日目は持ち球であるドローボール(右に打ち出してから左に曲がって戻る球筋)が、やや右に抜ける場面も見受けられました。しかし、2日間のトータルで見れば82%という驚異的な数値を維持しており、ショットの精度は極めて高い状態にあります。2019年6月に開催された日本女子アマでもこのコースを経験していることが、彼女に精神的な余裕と戦略的なアドバンテージを与えているのかもしれません。

プロ転向後の歩みを振り返ると、初戦となった三菱電機レディスでは「プロらしいゴルフ」を意識しすぎたあまり、まさかの予選落ちを喫するという苦い経験も味わいました。しかし、続く伊藤園レディスで見事に予選を突破し、42位で53万円という記念すべき「初任給」を手にしています。2019年11月21日の木曜日にはその賞金が振り込まれたそうですが、本人は「お金の管理は任せているので通帳は見ていない」と、19歳らしい無邪気な笑顔を見せてくれました。

宮里藍さん超えの記録について問われると、「もし達成できたら自分でもびっくりしてしまいます」と目を丸くして語る姿が印象的です。実はこの控えめな言葉、彼女がアマチュア優勝を果たした富士通レディースの前日にも口にしていたものと酷似しています。無欲の勝利が再び繰り返されるのか、週末の戦いから目が離せません。個人的には、この謙虚さと裏腹なプレースタイルのギャップこそが、彼女が次世代のスターと呼ばれる所以だと確信しています。

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