国宝・瑞龍寺の四津谷住職に学ぶ!加賀藩前田利長の功績と高岡観光の新たな魅力

富山県高岡市にそびえ立つ瑞龍寺は、加賀藩の第2代藩主である前田利長公を弔うために建立された菩提寺として知られています。江戸時代初期の禅宗様建築を今に伝える貴重な遺構であり、その荘厳な美しさから国宝にも指定されている名刹です。2019年11月18日現在、この歴史ある寺院で一際注目を集めているのが、住職を務める四津谷道宏さんによるユニークな参拝ガイドです。

四津谷住職の解説は、地元の方々の間でも「驚くほど分かりやすくて面白い」と絶大な支持を得ています。SNS上でも「お寺のイメージが180度変わった」「住職のお話を聞くためだけに高岡へ行く価値がある」といった好意的な反響が広がっており、伝統を守るだけでなく、訪れる人々を温かく迎え入れる姿勢が多くのフォロワーの心を掴んでいるようです。

スポンサーリンク

相手に寄り添う「おもてなし」の極意と歴史の深掘り

四津谷さんは案内を始める際、参拝客同士の何気ない会話に耳を傾け、相手がどれくらい歴史に詳しいのかを瞬時に判断されます。あえて目を合わせすぎないことで、聞き手が緊張せずにリラックスできる環境を作るという配慮は、現代のコミュニケーションにおいても非常に洗練された手法だと言えるでしょう。威圧感を与えないその振る舞いが、寺院の敷居を程よく下げているのです。

お話の切り口も多岐にわたります。初代・利家公の影に隠れがちな2代・利長公が、いかにして徳川幕府との均衡を保ち、加賀百万石の礎を築いたのかという人間ドラマを語ることもあれば、高岡が伝統工芸である「銅器」の町として発展した産業のルーツを紐解くこともあります。知識の引き出しが非常に多く、どのような層の観光客でも飽きさせることがありません。

ボンネットバスが走る!地域活性化への熱き挑戦

住職の情熱は境内の案内だけに留まりません。2019年の春には、石川県のバス会社で廃車予定だったボンネットバスを2台買い取るという驚きの行動に出られました。そのうちの1台はなんと四津谷住職自らがハンドルを握り、市内の古い街並みを巡りたいという観光客を無料で送迎しています。お寺の住職がバスを運転して街を案内する姿は、まさに地域活性化の象徴です。

もう1台のバスについては、寺の前に設置して地元のグルメを販売するスペースとしての活用を検討されているそうです。お寺という点だけでなく、街全体を面として捉え、回遊性を高めようとする四津谷さんの視点は、これからの地方創生において極めて重要な役割を果たすでしょう。歴史を守りながら未来を創るその姿からは、私たちも多くの学びを得られるはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました