スウェーデンの若き環境活動家、グレタ・トゥンベリさんが2019年12月3日、約3週間にわたる壮大な大西洋横断の旅を終え、ポルトガルのリスボンに降り立ちました。若干16歳という若さでありながら、二酸化炭素を排出する航空機の利用を避け、太陽光パネルや水中タービンを備えたヨットで海を渡るという選択は、世界中に驚きと感動を与えています。
今回の目的地は、スペインのマドリードで開催されている「COP25」です。これは「国連気候変動枠組み条約締約国会議」の略称で、地球温暖化を防ぐための国際的なルールを話し合う極めて重要な舞台となっています。彼女は自らの行動を通じて、気候変動がもたらす危機の深刻さと、今すぐ対策を講じる必要性を全世界のリーダーたちに突きつけているのでしょう。
リスボンの港に彼女が姿を現すと、集まった多くの支持者からは熱烈な歓迎の声が上がりました。SNS上でも「彼女の行動力には言葉を失う」「未来を守るための真の勇気だ」といった称賛が相次いでいます。一方で、過激とも取れるその手法には議論も巻き起こっていますが、これほどまでに世界中の関心を環境問題へ向けさせた彼女の影響力は、否定のしようがありません。
私自身の考えとしては、一人の少女がこれほどまでに大きなうねりを作り出した事実に、深い敬意を表さずにはいられません。大人が経済や政治の理屈で足踏みをする中、次世代を生きる彼女が「未来」を懸けて行動するのは当然の権利です。彼女のリスボン到着は、単なる移動の完了ではなく、地球の未来を変えるための新たなカウントダウンの始まりになるはずです。
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