東京・上野公園の国立科学博物館で開催されている特別展「ミイラ ~『永遠の命』を求めて」が、空前の盛り上がりを見せています。2019年12月03日、ついに累計入場者数が10万人という大きな節目を突破しました。会場は、太古のロマンと神秘に触れようとする多くのファンで熱気に包まれています。
記念すべき10万人目の来場者となったのは、千葉県鎌ケ谷市から母親と一緒に訪れた会社員の山口沙織さんです。節目の幸運を射止めた彼女には、国立科学博物館の篠田謙一副館長から図録などの素敵な記念品が手渡されました。山口さんは「もともと考古学に興味があり、特にエジプトのネコのミイラを見るのが楽しみです」と、笑顔で期待を語っています。
ここで言う「考古学」とは、古い時代の遺物や遺跡から当時の文化や生活を解明する学問を指します。本展では単なる展示にとどまらず、最新の科学分析を通じて、ミイラたちが生きた背景を丁寧に解説している点が非常にユニークです。SNS上でも「これまでの怖いイメージが覆された」「生命の尊さを感じる」といった感動の声が数多く寄せられています。
展示のラインナップは圧巻の一言で、南米やエジプト、さらにはオセアニアや日本など、世界各地から集結した計43体ものミイラが一堂に会しています。それぞれが歩んできた歴史や、当時の人々が「死後」に託した願いを間近で感じられる貴重な機会となるでしょう。編集部としても、これほど多角的にミイラを捉えた展示は類を見ないと感じています。
死を終わりとするのではなく、永遠の旅路の始まりと捉えた古代人たちの知恵には、現代を生きる私たちも深く考えさせられるものがあります。本展覧会は、2020年02月24日まで開催される予定です。冬休みや新年の特別な体験として、上野まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
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