2019年11月14日、北九州市の西日本総合展示場にて、九州・中四国エリアで最大級の規模を誇る「西日本国際福祉機器展」が華々しく開幕いたしました。会場には、最新のテクノロジーを駆使した介護・福祉関連の製品が一堂に会しており、これまでの「福祉」という言葉のイメージを根底から覆すような、ワクワクする空間が広がっています。
今回、特に注目を集めているのは、最先端の「自動運転車いす」や、仮想空間を通じて介護の真髄を学ぶ「VR(バーチャル・リアリティ)サービス」です。SNS上でも「車いすが勝手に動くなんてSFの世界みたい!」「介護の苦労をVRで理解できるのは画期的」といった、驚きと期待の声が続々と上がっています。主催者は2019年11月16日までの開催期間中に、約2万人の来場を見込んでおり、会場の熱気は最高潮に達するでしょう。
未来を走る「パートナーモビリティ」と進化する教育の形
久留米工業大学が披露した「パートナーモビリティ」は、まさに次世代の移動手段です。この車いすには、レーザー光を照射して周囲の物体との距離を正確に測定する「LiDAR(ライダー)」という高性能センサーが搭載されています。あらかじめ記憶させた地図空間を基に、障害物を避けながら自動で走行することが可能です。さらに、音声で指示を出すだけで目的地へ連れて行ってくれる機能には、誰もが未来を感じずにはいられません。
一方、教育現場の革新として期待されるのが、株式会社ジョリーグッドが提供するVR介護研修「ケアブル」です。これは専用のゴーグルを装着することで、認知症を患う入居者の方や、現場で働くスタッフの視点をリアルに追体験できる仕組みとなっています。言葉だけでは伝わりにくいコミュニケーションの難しさや、突発的なトラブルへの対応を疑似的に学べる点は、人材不足に悩む介護業界の救世主となるのではないでしょうか。
今回の展示会では、新たにヘルスケア食品の紹介や障害者スポーツの体験コーナーも設けられました。私は、こうしたテクノロジーと食、そしてスポーツの融合こそが、高齢社会を明るく照らす鍵になると確信しています。単に「助ける」ための道具ではなく、誰もが自立して人生を楽しめる社会の実現に向け、こうした素晴らしい技術が一日も早く全国の現場に普及することを願ってやみません。
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