DICグラフィックス新社長に甲斐敏幸氏が就任!印刷インキ国内最大手の次世代戦略と期待されるリーダー像に迫る

国内の印刷インキ市場において圧倒的なシェアを誇るDICグラフィックスが、新たな舵取り役を決定しました。2020年1月1日付で、同社の新社長に執行役員の甲斐敏幸氏が就任することが、2019年11月18日に発表されています。現社長の谷上浩司氏は退任し、激変する印刷業界の中でバトンが引き継がれる形となりました。

甲斐敏幸氏は宮崎県出身の54歳で、1987年3月に熊本大学工学部を卒業されています。同年4月に現在の大日本インキ化学工業であるDICへ入社して以来、長年にわたり技術や事業の最前線で研鑽を積んでこられました。まさに現場の空気感と経営の両面を熟知した、叩き上げのリーダーといえるでしょう。

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技術と経験を兼ね備えた新トップが描く印刷業界の未来

甲斐氏が歩んできたDICという企業は、専門用語で「化学メーカー」に分類されますが、特に印刷インキの世界では世界トップクラスのシェアを有しています。印刷インキとは、雑誌やパッケージ、広告物などに色彩を与える重要な素材です。近年はデジタル化の波に押されている印象もありますが、食品パッケージをはじめとする包装資材の需要は依然として高く、技術革新が求められています。

2018年からDICグラフィックスの執行役員を務めていた甲斐氏は、同社の強みである高い技術力をいかに市場価値へ繋げるかを深く理解しているはずです。SNSなどのネット上では、この人事に対して「技術畑出身の社長ということで、次世代の環境対応型インキの開発に期待したい」といった、同社のイノベーションを期待する声が数多く寄せられています。

編集者としての私見ですが、今回の社長交代は単なる若返り以上の意味を持っていると感じます。原材料費の高騰や環境規制の強化など、業界を取り巻く環境は決して楽観視できるものではありません。しかし、工学部出身のバックグラウンドを持つ甲斐氏であれば、ロジカルかつ柔軟な発想で、持続可能な製品開発を強力に推進してくれるのではないでしょうか。

2020年1月1日からスタートする新体制において、甲斐敏幸氏がどのようなカラーを打ち出し、私たちの生活を彩る「インキ」の可能性を広げていくのか目が離せません。伝統ある企業のDNAを継承しつつ、新しい時代に即した変革をもたらすことを切に願っています。

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