米雇用統計の追い風で日経平均は続伸!2019年12月9日の市場展望と投資家心理を読み解く

2019年12月9日の東京株式市場は、週明けから活気ある取引で幕を開けました。先週末に発表された11月の米雇用統計が市場予想を大きく上回る好調な結果となり、ニューヨーク市場が全面高となった流れをそのまま引き継いだ形です。投資家の間では景気の先行きに対する楽観論が広がり、朝方から幅広い銘柄に買い注文が集まっています。

今回の株価上昇の原動力となった「米雇用統計」とは、アメリカの労働省が毎月発表する景気指標の最重要項目の一つです。特に非農業部門の就業者数がどれだけ増えたかは、世界経済のエンジンである米国消費の勢いを測る物差しになります。この数字が「良好」であった事実は、世界的な景気減退への不安を打ち消す強力なカンフル剤となりました。

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上値を抑えた円高と投資家の警戒感

日経平均株価は着実に値を上げましたが、一方で手放しでの急騰とはいかなかったようです。外国為替市場において円相場がわずかに円高方向に振れたことが、輸出関連株などの重荷となりました。さらに、株価が戻ったタイミングで利益を確定させようとする「戻り待ちの売り」も観測されており、市場には一定の警戒感も漂っています。

SNS上では「米国の景気が強すぎて日本株も引っ張られている」といったポジティブな反応がある一方で、「円高がこれ以上進むと上値が重くなりそう」といった慎重な意見も散見されます。投資家の皆さんは、米国の好景気を喜びつつも、為替の変動が日本市場に与える影響を冷静に見極めようとしているフェーズだと言えるでしょう。

私自身の見解としては、米国の雇用情勢が底堅いことは日本市場にとっても大きな盾になると考えています。短期的な円高や戻り売りによる押しはあっても、ファンダメンタルズが改善している以上、市場の地合いは決して悪くありません。2019年も残りわずかとなる中で、この「雇用統計ショックならぬ雇用統計ギフト」がどこまで相場を押し上げるか期待が高まります。

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