日経平均が5カ月半ぶり高値を更新!米中合意で加速する景気敏感株への買いと今後の展望

2019年10月16日の東京株式市場は、投資家の熱気に包まれた一日となりました。日経平均株価は3日連続で値を上げ、終値ベースでは2019年4月26日以来、約5カ月半ぶりとなる高値水準を記録しています。この力強い上昇の背景には、世界経済を揺るがせていた米中貿易摩擦に一筋の光が見えてきたことが挙げられるでしょう。

2019年10月11日まで開催された米中閣僚級の貿易協議において、両政府は農産品の輸入拡大や為替レートの透明化といった特定の分野で「部分的な合意」に達しました。これにより、一時は深刻化していた両国の対立が和らぎ、世界景気の減速に対する過度な不安が市場から一気に後退した形です。投資家の心理が改善したことで、運用リスクを取る動きが鮮明になりました。

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幅広い業種が値上がり!景気敏感株が市場を牽引

市場の勢いは、東証株価指数(TOPIX)の動きを見ても明らかです。全33業種のうち、原油価格の影響を受けやすい「石油石炭製品」を除く32業種が上昇するという、ほぼ全面高の展開となりました。特に「景気敏感株」と呼ばれる、景気の変動が業績に直結しやすい海運や非鉄金属といったセクターに、先行きの明るさを見越した買い注文が殺到しています。

個別銘柄では、指数への影響力が大きいファーストリテイリングやソフトバンクグループ、工作機械大手のファナックといった「値がさ株」の躍進が目立ちました。値がさ株とは、1株あたりの株価が高い銘柄を指し、これらが買われることは市場全体の底上げを強く示唆します。SNS上でも「ようやく暗雲が晴れてきた」「年末に向けて一段高を期待したい」といったポジティブな声が多く聞かれます。

編集者の視点から見れば、今回の合意はあくまで「部分的」なものに過ぎませんが、それでも市場がこれほど敏感に反応したのは、それだけ米中対立の長期化が重荷だった証拠でしょう。実体経済が回復するにはまだ時間を要するかもしれませんが、期待感が先行して相場を押し上げる今の流れは、投資家にとって絶好のチャンスと言えるのではないでしょうか。

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