富士フイルム富山化学が挑む医療の未来!2020年1月1日付の組織改革と人事で加速する次世代ヘルスケア戦略

医療業界の最前線を走る富士フイルム富山化学が、さらなる進化を遂げようとしています。同社は2019年12月13日、来る2020年1月1日付で実施される大規模な組織改革および役員人事を発表しました。今回の変革は、単なるポストの入れ替えに留まらず、同社が描く「次世代の医療ソリューション」を具現化するための戦略的な布石といえるでしょう。SNS上では「富士フイルムグループの製薬事業がより強固になるのではないか」と、その動向に熱い視線が注がれています。

今回の発表で最も注目すべき点は、棚橋進副社長が「営業統括部長」および新設される「RIソリューション営業本部長」に就任することです。あわせて医薬IoTソリューション部の管掌も兼務し、デジタル技術と医薬品を融合させた最先端のビジネスモデルを牽引します。ここで登場する「RI」とは放射性同位元素(Radioisotope)の略称で、がんの診断や治療に用いられる非常に専門性の高い分野を指しており、同社の本気度が伺えます。

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新設部署が物語る「攻め」の姿勢と信頼性の追求

2020年1月1日から始動する新体制では、営業本部が「GMソリューション営業本部」と「RIソリューション営業本部」の二本柱へと再編されます。GMとは「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」を指し、特許が切れた医薬品を安価に提供することで社会保障費の抑制に寄与する部門です。小林弘造氏は取締役としてこのGM部門を率いつつ、新たに設置される「新規事業準備室」の室長も兼務し、既存事業の安定と未知の領域への挑戦という重責を担います。

一方で、医療品メーカーとして決して疎かにできないのが「信頼性保証」の領域です。今回の人事では、笠原裕之氏がRI事業戦略およびRI医薬品研究の管掌へと移り、後任の信頼性保証本部長には山田亮介氏が抜擢されました。これは、高度な技術を要する新薬開発を進める一方で、薬の安全性や品質を管理する「信頼性保証(製品が承認された通りの品質で製造されているかを確認する業務)」をより強固にする狙いがあるのでしょう。

製造現場においても、現場を知り尽くした三善隆広氏が富山第一工場長に就任するなど、盤石な布陣が敷かれています。私は、今回の組織改革こそが富士フイルム富山化学の「変革の象徴」であると感じています。写真フィルムで培った緻密な技術を医療に転用し、さらにIoTという現代の武器を掛け合わせることで、患者一人ひとりに最適な医療を届ける体制が整ったと言えます。2020年、同社が日本の医療シーンをどう塗り替えるのか、期待が膨らみます。

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