音楽業界に激震が走るような、アーティストにとって夢のようなプロジェクトが始動しました。配信大手のレコチョクと、音楽の殿堂であるタワーレコードがタッグを組み、新会社「エッグス」を設立したのです。2019年12月13日に発表されたこのニュースは、これからの音楽シーンを大きく変える可能性を秘めています。
具体的には、2020年2月から「TOWER CLOUD(タワークラウド)」という画期的なサービスが開始されます。これは、インディーズで活動する方々が自ら音源を登録することで、世界中の主要なサブスクリプション、つまり月額定額制の音楽配信サービスへ一括で楽曲を配信できる仕組みです。
SNS上では、これまで「自分の曲をどうやって配信すればいいかわからなかった」というクリエイターから、驚きと期待の声が続々と上がっています。特に「タワレコが関わっているなら安心感が違う」といった、長年音楽文化を支えてきたブランドへの信頼感も、大きな反響を呼んでいる要因の一つと言えるでしょう。
配信だけじゃない!CD制作からライブ出演までトータルサポート
このサービスの真骨頂は、デジタルの配信にとどまらず、リアルのCD制作や販売までを一手に引き受けてくれる点にあります。一般的に、個人でCDを制作して店頭に並べるのは非常にハードルが高いものですが、エッグスがその窓口となり、タワーレコードの店舗での販売契約まで請け負ってくれます。
さらに驚くべきことに、アーティストの個性を活かしたグッズの企画制作や、ライブイベントへの出演あっせんまでもがサポート内容に含まれています。まさに「マネタイズ」、つまり自分の才能を収益に変えるための仕組みが、このポータルサービス一つに凝縮されているといっても過言ではありません。
これまで国内のインディーズシーンでは、YouTubeで注目を浴びても、そこから収益に繋げる手段が限られていたのが現状です。私は、この「TOWER CLOUD」が、才能あるアーティストが経済的に自立し、より創作活動に専念できる「音楽のエコシステム」を構築する鍵になると確信しています。
世界に目を向ければ、配信から一躍メジャーの階段を駆け上がるスターが次々と誕生しています。今回の試みによって、2022年までに3万組の登録を目指すという高い目標も、今の熱気を見れば決して不可能ではないでしょう。日本のインディーズ音楽が、ついに世界中へと解き放たれる日がやってきたのです。
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