【ツバキ・ナカシマ】2020年からの新体制を発表!広田浩治氏のCEO就任でグローバル戦略はどう変わる?

精密ボールの分野で世界トップクラスのシェアを誇るツバキ・ナカシマが、2019年12月17日に次世代を担う大幅な役員人事を発表しました。今回の変革で最も注目すべき点は、2020年01月01日付で広田浩治氏が取締役兼執行役社長、そして最高経営責任者であるCEOに就任することです。これまで組織を牽引してきた高宮勉氏は、2019年12月31日をもって取締役へと退き、経営のバトンを次世代へと繋ぐ形となりました。

SNS上では、このグローバル企業のリーダー交代劇に対して「精密機器業界の勢力図に影響を与えるのではないか」といった期待の声が寄せられています。特に、最高執行責任者であるCOOからCEOへと昇格する広田氏の手腕には、投資家や業界関係者からも熱い視線が注がれているようです。同社はベアリング用の鋼球などで圧倒的な技術力を持ちますが、このトップ交代によってさらなる市場開拓やイノベーションの加速が予測されるでしょう。

スポンサーリンク

世界を射程に捉えた盤石のグローバル・マネジメント体制

新体制では、広田氏を筆頭に専門性の高いメンバーが各領域を固めます。郷坪智史氏は代表執行役兼COOとして、需要が高まるセラミックビジネスをグローバルに統括する重責を担うことになりました。COOとは、企業の日常業務や事業運営を指揮する実務の責任者のことです。また、米州や欧州といった主要マーケットのローラー事業については、エヴリース・ファロー氏が専務執行役として舵取りを行い、地域ごとの特性に合わせた戦略を展開します。

企業の社会的責任が問われる現代において、コンプライアンスや持続可能性を重視する姿勢も鮮明になっています。フランコ・デュット氏が常務執行役として、HR(人的資源)やサステナビリティ部門を管掌する体制を継続することも決定しました。サステナビリティとは、環境や社会に配慮し、将来にわたって事業を持続させるための取り組みを指します。健全な組織運営を維持しながら、世界規模での成長を目指す同社の強い意志が、こうした布陣からも透けて見えます。

さらに、アジアや欧州といった重要拠点のリーダーも刷新され、現場主義のスピード感ある経営が期待されています。酒井秀行氏がアジアリージョンのプレジデントに、吉田保夫氏が欧州リージョンのプレジデントにそれぞれ就任し、リニア&ブロア事業は岸本孝弘氏が牽引します。個人的な見解としては、これほど明確に地域ごとの責任を分担させた布陣は、意思決定の迅速化に大きく寄与すると考えており、2020年の同社の飛躍に確信を抱いています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました