青森県弘前市に拠点を置く通販会社「ブライトムーン」が、地域の宝である美容・健康商品を世界に届けるための大きな一歩を踏み出しました。2019年12月17日、同社は日本語、英語、中国語(繁体字)に対応した多言語ショッピングサイト「びじんの森」をオープンさせ、グローバル市場への本格参入を表明しています。
販売ラインナップの目玉は、今まさに美容業界で熱い視線を浴びている「プロテオグリカン」を配合した化粧水や乳液です。プロテオグリカンとは、鮭の鼻軟骨などから抽出される成分で、ヒアルロン酸を凌ぐとも言われる高い保水力が特徴です。かつては1グラム当たり3000万円もした希少成分が、青森の技術で身近な存在になりました。
SNS上では「青森のリンゴだけじゃない魅力が世界に広まるのは嬉しい」といった期待の声や、「地方企業が直接海外に挑む姿勢がカッコいい」というポジティブな反響が広がっています。サイト内では商品の特徴や正しい使用方法が丁寧に解説されており、海外のユーザーが安心して購入できる工夫が随所に凝らされているのが印象的です。
特筆すべきは、注文を受けてから2営業日以内に発送するというスピーディーな物流体制でしょう。さらに、2019年03月にはマレーシアの美容大手「エディス・バイオテック」との提携を実現させています。これにより、マレーシアをハブとした東南アジア全域への迅速な事業展開が可能となり、青森ブランドの浸透が加速しそうです。
地域活性化のロールモデルとしての期待
同社は「あおもりPG(プロテオグリカン)推進協議会」の会員として、産官学が連携したブランド強化にも注力しています。単なる商品販売に留まらず、県内企業の海外進出を後押しするプラットフォームとしての役割も期待されています。地域の優れた資源をデジタルの力で外貨獲得に繋げる戦略は、非常に理に適っていると感じます。
私自身の見解としては、このように「物語」を持つ地方産品が、言語の壁を越えて直接消費者に届く仕組みは、日本の地方創生における理想的な形だと確信しています。青森の豊かな自然が育んだリンゴジュースや先端美容成分が、国境を越えて多くの人々を笑顔にする日は、もうすぐそこまで来ているのではないでしょうか。
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