【ホテル無断キャンセル】ポイント不正取得で親子逮捕!SNSで非難殺到の2200回におよぶ手口と宿泊業界の課題

宿泊予約サイトの仕組みを悪用した前代未聞の事件が、ついに警察の手によって暴かれました。京都府警は2020年01月22日、住所不定の岸田治子容疑者と、その息子である治博容疑者を逮捕したと発表したのです。容疑は「私電磁的記録不正作出・同供用」および「業務妨害」の疑いとなっています。この私電磁的記録不正作出という専門用語は、簡単に言うと「コンピューター上のデータやシステムを不正に操作して偽りの記録を作る罪」を指しており、今回の事件の悪質さを物語っているでしょう。

親子が手を染めていた手口は、宿泊業界の善意を根底から揺るがすものでした。彼らは2019年02月頃から2019年10月頃までの期間、なんと2200回以上もの宿泊無断キャンセルを繰り返していたとみられています。なぜこのような行為を続けたのかというと、目的は宿泊予約サイト「一休」などが提供するポイントの不正取得でした。無断キャンセルが発生した際にも、宿泊代金の一部が特典ポイントとして利用者に還元される仕組みを、盲点として巧みに突いた模様です。

この驚きのニュースに対して、SNS上では「真面目にポイントを貯めているのが馬鹿らしくなる」「ホテル側の損失が大きすぎて言葉が出ない」といった怒りの声が相次いでいます。実際に2019年08月だけでも、京都市内の4つのホテルが被害に遭い、通常の営業を著しく妨害されました。本来なら別のお客さまを迎えられたはずの部屋が空室のまま放置されるわけですから、宿側の精神的・経済的ダメージは計り知れません。

今回の事件について私は、近年のデジタル化が進む宿泊業界において、利便性の追求が思わぬ落とし穴を生んでしまった好例だと感じます。予約サイトの手軽さは素晴らしいものですが、性善説に頼り切ったシステムは見直されるべきでしょう。不正に得られたポイントは約190万円分にも上るとされており、府警は事件の全容解明に向けて現在も詳しい捜査を進めています。今回の逮捕をきっかけに、業界全体でより強固な対策が講じられることを切に願ってやみません。

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