世界自然遺産登録へ大きな一歩!奄美・沖縄の国立公園拡張と中央アルプス国定公園誕生の裏側

日本の豊かな大自然が、また一つ未来へと紡がれる大切な節目を迎えました。2020年1月28日までに、中央環境審議会は世界自然遺産への登録を目指す奄美・沖縄エリアにおいて、国立公園の区域拡張などを盛り込んだ答申(行政機関が有識者の意見をまとめた報告)を審議の上、承認しました。

今回の決定は、絶滅の危機に瀕している貴重な動植物を守るための規制強化が主な狙いです。近く官報で正式に告示される見通しとなっており、ネット上でも「日本の宝である固有種が守られるのは嬉しい」「遺産登録に向けて素晴らしい動きだ」といった、環境保護を歓迎する多くの声が寄せられています。

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アマミノクロウサギやヤンバルクイナの楽園を守る

具体的な内容を見ていくと、鹿児島県の奄美群島国立公園では、国の特別天然記念物であるアマミノクロウサギが暮らす奄美大島の21ヘクタールが新たに公園区域へと編入されることになりました。SNSではその愛らしい姿を守ろうとする動きに、多くの応援コメントが集まっています。

また、沖縄県のやんばる国立公園では、飛べない鳥として有名なヤンバルクイナなどが生息する照葉樹林(冬でも緑の葉が落ちない森林)を守るため、隣接する41ヘクタールが加わります。さらに西表石垣国立公園では、開発が厳しく制限されるエリアへの格上げが行われ、手つかずの自然がより強固に守られる仕組みが整います。

編集部としては、観光地化による環境破壊「オーバーツーリズム」を防ぐためにも、こうした法的な枠組みの強化は極めて重要であると考えています。単に遺産というブランドを手に入れるだけでなく、生態系を傷つけない持続可能な観光のあり方を、私たち一人ひとりが模索していく必要があります。

長野県に新たな「中央アルプス国定公園」が誕生へ

今回の審議会ではもう一つ、登山愛好家を中心にネットを大きく賑わせているビッグニュースが飛び込んできました。長野県に位置する木曽山脈のほぼ全域、約3万5000ヘクタールが、新たに「中央アルプス国定公園」として指定される答申も了承されたのです。

国定公園に指定されるのは2016年の京都丹波高原国定公園以来の快挙となり、地元をはじめ山岳ファンからは歓喜の声が上がっています。美しい高山植物や壮大な景色が国によって認められた証であり、これにより地方の観光活性化と、山岳環境の保全が両立していくことを強く期待したいところです。

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