佐賀県が誇る気品溢れる伝統工芸品に、これまでにない新鮮な風が吹き込まれました。織物ブランド「織ものがたり」が、2020年の幕開けを記念して特別な逸品を世に送り出したのです。それは、同年の干支である「ねずみ」を愛らしくあしらった、新作の最高級タペストリーになります。
主役となるのは「鍋島緞通(なべしまだんつう)」と呼ばれる、非常に高い技術で作られた厚手の敷物です。これは江戸時代に鍋島藩の特産品として生まれ、将軍家への献上品として珍重された歴史を持っています。目が詰まった独特のボリューム感と、ウールや綿が織り成す極上の肌触りが大きな魅力でしょう。
今回の新作「牡丹に子(ぼたんにね)」は、歴史ある伝統技術を若い世代にも身近に感じてほしいという熱い想いから誕生しました。古くから富貴の象徴として愛されてきた華やかな「牡丹文(ぼたんもん)」のグラフィックに、仲睦まじいねずみの親子が絶妙なバランスで融合しています。
日本の伝統美が見事にポップな現代アートへと昇華されており、その洗練された佇まいには驚かされるばかりです。SNS上でも「これなら和室がなくてもお洒落に飾れる」「新年のインテリアにぴったりで一目惚れした」といった、好意的な反響や口コミが早くも広がっています。
サイズは30センチメートル四方というコンパクトな設計のため、現代の限られたリビングスペースや玄関など、場所を選ばずに美しくフィットするでしょう。格式高い伝統工芸でありながら、今の私たちのライフスタイルにそっと寄り添ってくれる親しみやすさが、何よりも素敵だと私は感じます。
古き良き技法を守りつつ、時代の変化に合わせて進化を恐れない姿勢こそが、工芸品の未来を明るく照らすはずです。職人の手で一つひとつ丁寧に仕上げられる受注生産となっており、価格は5万8300円に設定されました。2020年01月13日の発表以来、本物志向の方々から熱い視線が注がれています。
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