ビジネスの最前線で活躍するリーダーたちは、一体どのような場所で刺激を受け、絆を深めているのでしょうか。セキュリティ大手であるトレンドマイクロの副社長を務める大三川彰彦さんには、公私ともに親交を深める特別な友人がいます。そのお相手とは、なんとサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」を率いる高倉麻子監督です。世界を舞台に戦うトップアスリートの指揮官と、IT企業の経営陣という異色の組み合わせですが、二人の距離を縮めたのは一杯の赤ワインでした。
二人の出会いは、大三川彰彦さんが企画した社内イベントでの講演会まで遡ります。本番を直前に控えた緊張感漂う控室で、大三川彰彦さんがいたずら心から「赤ワインを飲みますか」と問いかけたそうです。すると高倉麻子監督は、満面の笑みを浮かべながら「飲みましょうか」と快諾してくれました。この飾らない人柄とチャーミングな対応が、大三川彰彦さんの心に強い印象を残したのです。SNSでも「このハードな状況でワインを楽しめる度量が格好いい」と、彼女のフランクな姿勢に称賛の声が上がっています。
そんな二人に運命的な瞬間が訪れたのは、2015年のことでした。大三川彰彦さんが業務のために滞在していたカナダのバンクーバーにあるホテルで、当時国際サッカー連盟(FIFA)の役員を務めていた高倉麻子監督と偶然の再会を果たします。この奇跡的な巡り合わせをきっかけに、現地で開催されていた女子ワールドカップの日本代表戦を共にスタジアムで応援することとなり、二人の絆は一気に深まりました。
現在では、年に2回ほど家族を交えたアットホームな食事会を開催する仲になっています。お互いが大好きな赤ワインを嗜みながら美味しい肉料理に舌鼓を打ち、宴の締めくくりにはカラオケで歌声を響かせるのが定番のコースです。高倉麻子監督は人気バンド「DREAMS COME TRUE」の楽曲が得意で、会場を盛り上げるアップテンポなナンバーから、心に染みるバラードまで見事に歌いこなします。ピッチで見せる厳しい表情とは異なる、多才で温かみのある素顔がとても魅力的ですね。
世界のトップを率いる指揮官の信念と経営の共通点
楽しい宴席のなかで、話題が女子サッカーの未来に及ぶことも少なくありません。高倉麻子監督は「チーム全体が目指すべき明確なビジョンを提示した上で、選手一人ひとりに自らの役割を主体的に考えてもらう」という確固たる指導方針を語ってくれます。この手法は、まさに現代の企業経営において重要視される「ボトムアップ型の組織づくり」そのものです。指示を待つだけでなく、自走できる人材を育成する姿勢には、業種を超えて絶大な支持が寄せられています。
さらに、彼女が口にする「女子サッカーの競技人口を本気で増やしたい」というひたむきな情熱に、大三川彰彦さんはいつも深い感銘を受けています。自分の利益ではなく、業界全体の発展を願う利他の精神こそが、人々を惹きつけるリーダーの条件なのでしょう。SNS上でも「これこそ真のインフルエンサーであり指導者だ」と、彼女の熱い想いに共感するコメントが溢れていました。
世界を相手に挑戦を続ける高倉麻子監督の姿は、私たちに多くの刺激を与えてくれます。大三川彰彦さんは、2020年に開催される予定の東京オリンピックの会場へ直接足を運び、サポーターとして客席から全力でエールを送ることを固く誓っています。私自身も、組織のマネジメントに悩む多くのビジネスパーソンに、彼女の素晴らしい思考法や組織論が届くことを願ってやみません。まずは目前に迫る国際舞台での輝かしい活躍を、日本中の一体感とともに応援していきましょう。
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